モラハラとは、モラルハラスメントの略で、肉体的暴力ではなく、精神的な暴力で相手を傷つける事です。
言葉の暴力、態度などで相手を追い込むのです。
夫婦間、恋人、職場の上司…どんな関係でも、モラハラは存在します。
モラハラ男は、いつあなたの前に現れてもおかしくないのです!
そんな許されざるモラハラ男の特徴が分かれば、関わらずに済みますよね。
そこで今回は、モラハラとは?モラハラ男の特徴と見分け方と逃れるための方法をご紹介します!
モラハラとは?モラハラ男の7つの特徴と見分け方と逃れるための方法
1 初めはとても優しく紳士的
モラハラ男は、初めから威圧的で、言葉遣いも乱暴なイメージがありませんか?
これは、勘違いしている方がとても多いのですが、実は真逆で、モラハラ男は初めはとても優しいのが特徴的です。
紳士的で優しいので、素敵な男性と言う第一印象である事が多いのです。
意外ですよね。これこそ、モラハラ男に引っ掛かってしまう罠です。
ですがその優しさは、獲物を釣るための偽りの顔に過ぎません。
徐々にモラハラ男の本性を現すのです。
また、モラハラ男に豹変した後も時々、初めの頃のような優しさを見せます。
これは、DV(ドメスティックバイオレンス)男と共通する部分で、普段の精神的暴力と打って変わって、優しく接します。
この時折見せる優しさにより、女性はなかなか離れる事や見切る事が出来なくなるのです。
女性を繋ぎ止めるための演技の優しさで、決して女性を想っての優しさではないので騙されないようにして下さいね。
モラハラ男の優しさは、世間体を気にして良い人を演じています。
本当に優しく思いやりのある人は、自分の損得を考えず、相手のために動けます。
ですがモラハラ男は、自分の損になるような行動は絶対にしません。
要するに上辺だけなのです。
本当に自分を想っての優しさなのか、上辺だけなのか、これがモラハラ男かそうでないかを見抜くポイントになります。
2 とても自己愛が強く、他人を見下げる
モラハラ男は、何より自分を愛します。
極度のナルシストですね。
自分が一番優れていて、自分こそが正しいと思っています。
そのため、他人を見下げたり、悪口、批判が耐えません。
職場であれば、同僚や部下、上司に至るまで、自分の気に入らない相手は徹底的に批判します。
例え自分が間違っていたり、ミスをしたとしても、自分の非は一切認めず、人のせいにしたり、ミスを指摘してきた相手を批判したりするのです。
夫婦間や恋人であっても同じです。
相手の言い分は聞かず、自分の思いこそ全てなので、それにそぐわない意見は聞き入れません。
そして相手が何か間違いをすれば、許すどころか、ここぞとばかりに責め立てます。
相手が傷つく事も考えず、自分しか守らないと言うのが、大きな特徴です。
相手を認める、許すと言う考えも一切持ち合わせておらず、とてもわかりやすい特徴の1つです。
3 自己中心的で、自分を正当化する事が得意
何より自分が大切なモラハラ男は、当然ながら自己中心的です。
相手の都合や気持ち等お構いなしです。
何でも自分の思う通りにしようとします。
そして、それが少しでもうまくいかないと、怒り出すのです。
相手を責めると同時に、自分を正当化する事がとても得意なので、ありとあらゆる言い訳を並べ、自分は悪くないとアピールします。
自分さえ良く思われれば、周りの誰が悪く思われようと関係ありません。
例えば恋人とケンカになり、明らかに彼が悪い場合だとしても、巧みに自分を正当化されると、彼女は、自分が悪かったのだと錯覚してしまうのです。
威圧的な態度も相まって、まんまとモラハラ男の術中にハマってしまうのです…
これは、間違って付き合ってしまう前に必ずわかる特徴です。
自己中心的で、自分の事しか考えられない、自分が間違っていても「ごめんなさい」が言えず、正当化しようとするかどうか、よく観察してみて下さいね。
4 嫉妬深く、相手の交友関係を絶つ
モラハラ男は、自分の彼女、奥さんに対する執着心が異常です。
歪んだ愛情により、相手の女性は自分の物だと言う感覚になっています。
職場関係から友人関係に至るまで、彼女や奥さんに関わる男性には、異常なまでの嫉妬心を抱きます。
ヤキモチ妬きな男性ならば、男性との交友関係は許されない事はよくある事です。
ですが、その嫉妬心が、彼女や奥さんの女友達や家族関係にまで及ぶのがモラハラ男の特徴です。
職場の飲み会等の行事は勿論、女友達と遊びに行く事、実家に帰省したりする事さえ許せないのです。
もっと酷くなると、自分以外と連絡を取る事すら許されなくなり、連絡先を消されてしまう事もあります。
独占欲、支配欲が異常に強いので、相手の交友関係を断ち、閉じ込めようとするのです。
5 去り際の捨て台詞や言葉で相手を冒涜する
モラハラ男は、肉体的な暴力は振るいません。
その代わりに、精神的な暴力、つまり言葉や態度で苦痛を与えます。
去り際の捨て台詞が多い事も特徴的です。
例えば、自分がイラッとする事を相手がした場合、通り過ぎざまに「ふざけんなよ」等と、独り言のような暴言を吐いたり、舌打ちをしたりして相手を萎縮させるのです。
自分の思い通りにならないと、とにかく罵声を浴びせます。
淡々と酷い言葉を吐き、責める時もあれば、怒り任せに怒鳴り散らして相手をねじ伏せる事もあります。
反抗出来ないように、精神的に追い込み、相手の自尊心を壊すのが、モラハラ男の特徴です。
6 外面の良さが天下一品
モラハラ男は、第三者がいる前では、驚く程紳士的に振る舞います。
彼女や奥さんを褒め称え、大切に扱います。
ですから、何も知らない人からは「優しい彼氏だね」「本当に素敵な旦那さんね」等と言われる事でしょう。
これは、自分の価値を上げるため、自分を良く見せるためだけの演技に過ぎません。
帰宅後に、その鬱憤を相手に当り散らす事もよくあります。
やたらと外面の良い男性は、モラハラの顔を持つ可能性が高いので気を付けましょう。
7 モラハラ男からの逃れ方
モラハラ男に上手く騙され、引っ掛かってしまった場合、どのように逃れたら良いのでしょうか。
- 民間の団体に相談する
- 自治体に相談する
- 警察に相談する
- 別居する、別れる
上記のような方法があります。
DVと同じように、モラハラに苦しむ女性は沢山います。
そんな女性のために、民間で相談を請け負っている団体があります。
地域の自治体の中にも、相談電話を設けている所もあります。
インターネット等で調べ、電話して相談みましょう。
匿名で相談する事も出来るので、素性を明かさなくても、聞いてもらえます。
警察の生活安全課でも、話を聞いてもらえますが、DVと違い肉体的な暴力ではないので、ただの痴話喧嘩として扱われたり、軽くあしらわれてしまう事も少なくないのが現実です。
まずは、民間や自治体に相談する事の方が確実です。
1番良いのは別居、決別です。
ですが、突然別れると言えば、モラハラ男は逆上しますので、慎重に行いましょう。
ご両親など、第三者に立ち会ってもらい、話をした上で、実家へ戻るなどするのが良いですね。
別れた後、ストーカーにもなりかねないので、落ち着くまでは一人暮らしはおすすめ出来ません。
さて、『モラハラとは?モラハラ男の7つの特徴と見分け方と逃れるための方法』はいかがでしたか?
女性の敵、モラハラ男。
出来る事なら、深く関わる前に見抜きたいですよね。
モラハラ男の特徴はわかりやすい物が多いので、観察していれば、言葉や態度、性格の端々に、必ず特徴が現れます。
その特徴を見逃さないようにして、モラハラ男から身を守りましょう!
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