気になる水子供養の方法と費用と知っておくべきマナー7つ
1 水子供養をしている寺院を調べよう
寺院にて水子供養は行われます。
しかし、どの寺院でも行われているのではないので、水子供養をしている寺院を調べておきましょう。
近年は、寺院もホームページを開設しているので、供養にかかる費用、受付時間等も調べることができます。
神社でも水子供養が行われていることもありますが、数は多くありません。
安産・子育ての神社である子安神社で水子供養が行われていることがあるので、調べてみましょう。
2 どのようにご供養したいのかを決めておこう
赤ちゃんが亡くなり、お骨になって、おうちに帰ってきました。
どのように赤ちゃんと共に過ごしたいか、ご供養したいか、ということを自分の意志として考えてみましょう。
ご供養の際にお骨を納めると、手元には赤ちゃんの証がなくなってしまうので、位牌をつくり、手を合わせるということもできます。
すぐにはお骨を納めないでしばらく一緒に生活し、ある区切りでご供養するということもできます。
決まった形はありません。
供養したい方の希望に沿って、ご供養することができます。
胎児の場合は、一般的な四十九日法要などの法要は必要ありません。
3 費用は数千円から1万円以上が主流
寺院で水子供養をする場合、予約が必須であることがありますから注意しましょう。
供養料は数千円から、位牌や卒塔婆などを入れると1万円を超える場合もあります。
ですから、どのようにご供養をしたいか、ということを考え決めて水子供養しましょう。
4 服装は喪服でなくてもよいが落ち着いた服装で
水子供養のときの服装は、喪服でなくても構いません。
しかし、ご祈祷を受けるのに本殿に上がるわけですですから、華美な服装、露出の多い服装は控え、落ち着いた服装にしましょう。
5 遠方の場合でもご供養を依頼できる
最近では遠方からでも水子供養を寺院に依頼することができます。
寺院のホームページに遠隔ご祈祷の案内があるので、調べてみましょう。
その場合の供養料は数千円程度です。
6 戒名・位牌は宗派の考えによる
戒名は必要なしとしている宗派もあるので、所属している宗派があれば問い合わせてみましょう。
同様に、位牌についても水子供養の場合は作らないとしている宗派もあるので、問い合わせてみましょう。
7 義務ではなく、安らかに、という親心からのご供養
水子供養は短い期間ではあってもこの世に生を受けた赤ちゃんが、安らかに天国に行けるようにという親心を表す一つの手段です。
ですから、水子供養をしなければならない、というものではありません。
水子供養をしなければたたりが起こる、呪われる、供養されなかった赤ちゃんが悲しんでいる、という恐れからするものではありません。
この世に生まれることができなかった赤ちゃんの魂は、大変に清らかであるために、真っすぐ天国に向かっていき、仏様に守られながら、親兄弟の幸せを祈ってくれているのです。
その魂に尊敬を表す方法のひとつとして水子供養があるのです。
この世に生を受ける前に亡くなってしまった赤ちゃんを供養するのが水子供養です。
水子供養を行う前に、その赤ちゃんをどのように供養したいかということを考え決めましょう。
水子供養は寺院で行っていることが多いのですが、予約が必要であることがあるので、調べてから行くようにし、服装は落ち着いたものがおすすめです。
水子供養をしなければたたられる、などの心配はありません。
水子供養は安らかに天国に召されてほしい、という親心を表す方法の一つなのです。
正しい水子供養の意味を知って、天国に召される赤ちゃんの幸せを静かに祈りましょう。
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