夫婦仲が悪いと感じる7つの瞬間と関係を修復する方法

夫婦仲が悪いと感じる7つの瞬間と関係を修復する方法

いつも一緒にいるだけに、夫婦仲が悪くなっていっていると気づくことは難しいものですね。

気づいたときには修復不可能であることも多いのですが、「夫婦仲が悪くなっているのかな」と気づくポイントや、その修復方法がわかるといいですよね。

夫婦仲が悪い瞬間は、夫婦それぞれが感じる瞬間や、夫婦に出会った他人が感じる瞬間があり、それぞれに修復方法があります。

そこで今回は、夫婦仲が悪いと感じる瞬間と関係を修復する方法についてお伝えします。


夫婦仲が悪いと感じる7つの瞬間と関係を修復する方法


1 「夫婦なのだからわかり合えるはず」と相手の意向を確認しない


誰しも「何も言わなくてもわかってもらえる」関係に憧れますよね。

しかし、結婚は言ってしまえば婚姻届を出しさえすればできてしまうものですから、いきなり「何も言わなくてもわかってくれる」関係にはなれませんよね。

円滑なコミュニケーションのためには、やはり相手が今何を思い考えているのかを聞き、自分は何を思い考えているのか伝えるという気の遠くなるような積み重ねが必要になります。

夫婦なのだから、言わなくてもわかるだろうという態度でパートナーに接すると、パートナーは察せざるを得ず、次第に疲れて行ってしまい、夫婦仲が悪くなっていきます。

このような場合は「言わなくてもわかるだろう」という考えを改め、パートナーが何を考えているのかを聞く機会を積極的に持ちましょう。


2 「どうせ否定される」となぜかお互いに思っている


きっかけは様々ですが、パートナーが言うことに対し、「何もわかってないくせに口出ししてくるな」と言わんばかりに否定を続けていると、パートナーは何のために結婚生活を送っているのかを見失ってしまいます。

この言葉には「どうせ自分のことなどわかってもらえない」という誤った思い込みがあるのですが、例えば夫は会社のことについて妻にはわからないと思っており、妻は子供のことについて夫にはわからないと思っている場合がありますね。

このような場合は、愛情があるからわかって当たり前という考えを一旦横に置き、お互いにお互いの状況をわかろう、という姿勢を見せるようにしましょう。

具体的には何がどのように大変なのかを話してもらう、こちらも話す、というようにわかってもらえない、言ったら否定されると決めつけずに、理解しようと努力してみてくださいね。


3 相手が何をしているのかに関心がない


自分がパートナーと共にいない間、パートナーが何をしているのかご存知でしょうか?

適当にやっているのだろう、と全く関心がない場合、夫婦仲がかなり悪くなっているかもしれません。

このようになってしまうと、パートナーが苦しんでいる時、行き詰まっている時、相談したいと助けを求めている時も、全くそのSOSが届かない状態になってしまいますし、そのような状態であることをパートナーも理解していますので、共に家庭をつくる配偶者としての役割を期待しなくなっています。

期待されていないので、パートナーもあなたが何をしているかということを聞いてきません。

このような夫婦の状態を望んでいないなら、パートナーが今何に興味を持っていて、日々どのようなことを考えながら過ごしているのかを聞き出してみましょう。

聞く、ということは興味があると相手に伝えることでもありますから、単なる情報交換以上の効果がありますよ。


4 会話がない


相手に興味がないと、相手と話す話題がなくなり、会話そのものがなくなってしまうか、事務的なことを伝え合うだけの会話しか残らなくなってしまいます。

このような時は、どうして会話をしなくなってしまったのかを思い出してみましょう。

パートナーが話しかけてきたのがうっとうしくて邪険に扱ってしまっていた、というようなきっかけが思い出されたら改善すればいいですが、思い出せない時は思い切ってパートナーに聞いてみましょう。

パートナーもあなたとの会話を諦めている場合は、最初はつれない返事が返ってくるでしょうが、諦めずに何回か聞いていると、思いもよらない理由を打ち明けてくれるかもしれません。

その時は、そう思わせてしまって申し訳なかったと和解して、積極的に日常の些細なことでも話をするようにしましょう。


5 そもそも家に同時にいないようにする


気の合わない相手と同じ空間に居続けるのが嫌になってしまった状態で、会話がない状態よりももっと夫婦仲は悪くなっています。

共に暮らす意味を見出せなくなると、パートナーと一緒にいたくないのでパートナーが家にいるときは外出し、パートナーが外出しているときは家にいるという行動を取ってしまいます。

家庭が双方にとって居心地の悪い空間になってしまっていることが原因ですから、逃げるのはやめにして話し合いを持ち、どうしたら「帰ってきたい」と思える家になるのかを共に考えましょう。

その際、相手にばかり求めすぎないように、自分ができることを中心に双方が知恵を出し合うことを気を付けてください。


6 家庭のことをなぜ自分だけがやるのかと双方が思っている


家庭のこと、というと、男女で受け取り方が全く異なるのをご存知でしょうか?

男性は「家庭が円滑に運営できる『資金』」、つまり収入のことをまず考え、女性は「家庭を円滑に運営するための『家事・育児』」について考えます。

そして、双方が家庭を円滑に運営するために頑張るのですが、頑張る分野が全く異なっているので一人でやっているような気になってしまうのですね。

ですから、パートナーから苦情を言われると「自分はこんなに家のために頑張っているのになぜこのように非難されなければならないのか」と不満に思うのです。

このような場合は、「家のために頑張る」という抽象的な言い方ではなく、具体的に自分が何をしていて、パートナーは何をしているのか、ということを明確にしてみましょう。

そのうえで「自分ばっかりやらされている」と思わないためにどのような改革が可能なのかを考え実行してみてください。


7 互いの親のことを嫌悪している


夫婦仲が良好な時はその親にも自然な形で感謝を表したり、自然な距離感でお付き合いしたりすることができますが、夫婦仲が悪くなると相手の親に対して何かをすることがとても嫌になります。

親の嫌なところばかりが目について、付き合いたくない!と思うのですが、これはその子供であるパートナーに大事されていない寂しさを親に投影して、親に仕返しをしようとしているのですね。

ですから、原因は夫婦仲にありますので、夫婦仲を修復させることを先に行いましょう。

「パートナーに大事にされていなくて寂しい」という気持ちがあるので、コミュニケーションを取ったり、パートナーに伝えてみたり、1から6にご紹介した修復方法も応用することができますよ。

パートナーとの関係が改善されれば、その親とも丁度良い距離でおつきあいできるようになりますよ。


夫婦仲が悪いと感じる瞬間と関係を修復する方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

会話がない、相手に関心がない、という瞬間は、夫婦に接した他人が感じる違和感でもありますので、気になる方は聞いてみるとよいでしょう。

夫婦仲が悪くなるきっかけはコミュニケーション不足がほとんどですから、積極的にパートナーに関心を持ち、お互いの頭の中は言わないと伝わらないと胸に刻んで細やかなコミュニケーションを心がけましょう。

そうすると、悪かった夫婦仲を修復して幸せを引き寄せることができますよ。

まとめ

夫婦仲が悪いと感じる7つの瞬間と関係を修復する方法

1 パートナーが考えていることを実際に聞いてみる
2 パートナーが言うことを否定せずに聞く
3 パートナーが興味があることを聞いてみる
4 会話がなくなった原因をパートナーに尋ね改善する
5 どうしたら「帰ってきたい」と思える家になるか知恵を出し合う
6 自分とパートナーが家のためにしていることを書き出し認識する
7 先にパートナーとの関係を改善する


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