悪口を言うと言えば女性を思い出しますが、世の中には悪口ばかり言う男性も存在していますし、この人に当たると聞くのも苦痛、ターゲットになるのも苦痛でとても厄介ですね。
悪口ばかり言う男性の心理を理解すると、自分を守ることもできますし、その男性の状態によっては悪口ばかり言うことから脱却させてあげることもできます。
とは言っても、まずは自分が悪口ばかり言う男性の被害に遭わないことが第一の目的であることは忘れないでくださいね。
そこで今回は、悪口ばかり言う男性の信じられない心理とその付き合い方について具体例を交えながらお伝えします。
悪口ばかり言う男性の信じられない7つの心理
1 劣等感が強い!
男性は縦社会の中で常に自分の順位が何番なのかを気にしながら生きていますが、その順位が自分は低いようだと認識すると劣等感に繋がってしまいます。
その劣等感から、自分より優っていると感じる人たちへの攻撃が始まるのですが、自分と同じ位置に引きずり下ろしたい、という心理が働いて悪口を言い続けるのですね。
このような人には、その人の本当に心から褒められるようなことを見つけて褒めるのが有効なのですが、大袈裟だと受け入れてもらえないので最初はさりげなく褒めましょう。
最初は反応すらないですが、何回も褒めていると徐々に悪口も抑えられてきますよ。
2 趣味がない!
男性は縦社会で生きていると先述しましたが、それだけにストレスにさらされて毎日を過ごしています。
このストレスを発散させるのに趣味はとても有効なのですが、悪口ばかり言う男性は趣味を持っていないことが多いのでストレス発散を悪口を言うことでしています。
しかし、悪口を言っているときは気分が晴れるかもしれませんが、それは一時のまやかしでストレスが解消されることはないので結局また悪口を言うことを繰り返してしまうのですね。
このような人は、悪口を忘れるくらいの趣味に出会うと悪口を止めることがありますので、心に余裕があるならいろいろな場所や体験に連れ出してみるといいでしょう。
3 家族と心理的に疎遠である!
ストレス発散の方法は他にもありまして、身近な人にただ聞いてもらう、それを笑い話にする、ということでもストレスは解消できます。
悪口ばかり言う男性は家族との仲が冷えており、家庭では会話もなく、嫌な事を聞いてもらう雰囲気などない状態なので、ストレスを解消することができません。
そして、男性は意外にも家庭に自分の居場所があることや家族に受け入れられることを望みながらも表に出すことができないので、余計に家族とすれ違ってしまうことも多々あります。
家族との関係は本人でないと改善できませんが、このような人には1の対処法が有効ですので、心から褒められるところを見つけて根気強く伝えていってください。
4 取り柄がなくて馬鹿にされてきた過去がある!
男性社会はできない者に対して容赦がなく、「能無し」の烙印をいとも簡単に押してしまいますし、押されたほうはその烙印を自分から一生背負って生きていくことがありますね。
小さい頃は運動も勉強も不得手な子が馬鹿にされ、思春期になると持てない男子が馬鹿にされ、大人になると仕事ができない人が馬鹿にされますが、この「馬鹿にされた」という経験は男性の心に大変深い傷を負わせます。
もう立ち直れない、自分は馬鹿にされるポジションなのだと思い込んでしまうと、劣等感の塊になってしまって、自分ができないことをしている人の悪口を言い始めるのです。
この場合、本人は自分が「能無し」と思い込んでいますが、実際は有能であったり、思いやりがあったりと褒める点、頼りになる点はたくさんありますので、根気強く褒めていってください。
5 悪口でしかストレス発散ができない!
先述してきたことにも繋がりますが、ストレス発散の方法として悪口しか知らないということで悪口ばかり言っている男性がいます。
ストレス発散の方法には以下のようなものがあります。
・カラオケなど、歌う
・映画を見る
・温泉などで汗をかく
・かわいいもの(動物の赤ちゃん、子供など)をただ見る
・近場でも遠いところでも旅行
・悪口以外の話をする
・適度な休息
・適度に体を動かす
・叫ぶ
悪口ばかり言う男性は基本的にネガティブ思考ですから、なかなかやろうとはしないでしょうし、ストレス発散に適する方法も個人で異なるので、悪口に代わるストレス発散方法を見つけるつもりでいろいろと経験すると面白いですね。
6 ライバルを蹴落とすために工作する!
他人と比較して勝つことで自分の存在意義を確かめる男性特有の思考が、ライバルを蹴落とすために相手の悪口を言い続けるという行動を引き起こすことがあります。
男性の「ライバルを蹴落とす」ことは自身の存在意義がかかっていることなので、とても巧妙に丁寧に仕組まれていることがあります。
そのような悪口ばかり言う男性の被害に遭わないためには、噂の裏を必ず取って行動に移すようにするしかありません。
悪口を言われている人を救うだけでなく、間違った情報に基づいて行動してしまうことで自分にも被害が及ぶのを防ぐためです。
このような悪口ばかり言う男性は組織にとってマイナスでしかありませんので、度が過ぎる場合は本人に
・その情報は誰が言っていたのか
・その場面を実際見たのか
・みんな、とは具体的にだれなのか
ということを複数人の前で聞いてみましょう。
嘘は組織として受け入れませんという姿勢を毅然と示すことで、この手の悪口は減っていきますよ。
7 構ってほしいが素直に言えない!
小さい男の子は、相手に嫌われることをわざとして気を引くようなことがありませんでしたか?
これに似た心理で、相手にしてほしいばかりに悪口ばかり言う男性が存在しますが、悪口の対象の人に相手にしてほしい場合と、とにかく目の前の人に構ってほしい場合とがあります。
それは本人ですら自覚していないことがあるので他人にはわからないのですが、とにかく寂しいのですね。
しかし、悪口に付き合うとこちらもエネルギーを消耗してしまいますので、悪口を言ってきたら反応薄く、悪口以外の話題なら乗ってあげて悪口以外の話題を増やしていくようにしましょう。
悪口ばかり言っていた男性が、悪口以外の話題のほうが構ってもらえると体験すると、悪口の頻度は減ってきますよ。
悪口ばかり言う男性の信じられない心理と、付き合い方をご紹介しましたがいかがでしたか?
男性は会話がそもそも苦手な人が多く、それでいて寂しがり屋でもあるので、他人とコミュニケーションを取る時どうしたらよいかわからずに、安易に他人の悪口を言っていることもあります。
また、男性ならではの社会や思考のために劣等感を持ってしまい、そのストレス発散のために悪口を言うという方法に頼りすぎている場合もあります。
いずれにしても、寂しい心を満たしてほしいという心理がありますので、無理のない程度に心から褒められるところは褒め、悪口以外の話題には乗り、ということを根気強く繰り返していくといいですね。
悪口ばかり言う男性の心理と付き合い方を理解して、悪口から身を遠ざけ、お互いに幸せになりましょう。
今、あなたにオススメ