いい人なのだけど幸薄い感じが拭えない人や、なぜかいつも苦労している人が周囲にいませんか?
その人たちはもしかすると心の闇を抱えてしまっているかもしれません。
心の闇を抱えてしまっていると、基本的にはネガティブ思考になるので、やはりマイナスなことを引き寄せてしまい、しかもそれを諦めて受け入れてしまうので、負の悪循環に入ってしまいます。
そのような人と付き合わないとならない場合、マイナスを受け取らずにできる気持ちの良いお付き合いの方法を知りたいですよね。
そこで心の闇を抱えている人の特徴と付き合い方を、注意点を併せてお伝えします。
心に闇を抱えている人の7つの特徴と付き合い方
1 常にいい人であり笑顔を絶やさない
いつも笑顔の人はいるのですが、心の闇を抱えてしまっている人はこの「いつも笑顔」が不自然なのです。
・ネガティブ感情が出そうなところでも微笑んでいる
・常にいつも同じ笑顔
・笑顔だけど、大笑いしているところも見たことがない
という特徴がある場合は、心ここにあらずの笑顔である可能性が高く、その笑顔をすることにより、自分の中の感情を抑え込んでしまっている状態なのです。
このような人には、「マイナス感情を表現することの大切さ」を機会があったらそっと伝えましょう。
2 ストレスを溜めやすく解消する場を持っていなさそう
心の闇を抱えている人は、マイナスな出来事に見舞われやすいのでやはりストレスが溜まっていきやすくなります。
その時のネガティブ感情を吐き出せるならストレスはその都度解消されているのですが、感情を抑える癖もあるので、ストレスはたまる一方です。
心の闇を抱えている人はマイナスな出来事やたまる一方のストレスを「なんとかしよう」という考えはなく、「自分ではどうにもできないことだから我慢してやり過ごそう」と思っています。
しかしたまる一方のストレスは、さらに心の闇を深くしてしまうので、簡単にストレス発散ができるスポーツやカラオケなどに誘ってみるのもいい方法です。
ストレス解消する感覚を体験してもらい、心の闇を少しずつ改善していってもらいましょう。
3 自分の失敗したことをいつまでも覚えている
心の闇を抱えている人はネガティブなことに関してのみ記憶力が非常によく、特に自分が失敗したことをいつまでも昨日のことのように覚えています。
これは、「自分を責めるため」に覚えており、「こんな失敗をした自分は幸せになってはいけない」というような禁止令を自分に出していることもあります。
このような人の特徴は、過去のことばかりを考えて将来については自分の力が及ぶところではないと流されるまま受け入れることですが、将来のことについて少し能動的に考えてみることを伝えてみましょう。
ライフプランなどの大袈裟なことではなく、レジャーの相談や、ランチの相談など、軽い内容だけど将来のことについて楽しく話し合いをしてみると、過去に囚われる時間が少し減り、前向きな気分になってくれますよ。
4 他人からどう見られるかをとても気にする
心の闇を抱えている人は考え方のベースに「自分が悪い」という思考があり、この思考を証明するための証拠集めを一生懸命します。
ですから、他人から自分がどうみられるかをとても気にしますが、他人からプラスの評価をされてもそれは受け取らず、マイナス評価のみを真に受け、落ち込みます。
他人からのプラス評価を拒否してマイナス評価のみを受け取る事を続けていると、他人が信じられなくなり疑心暗鬼となり、他人の目を気にすることを止められなくなります。
このような人には、自意識過剰であることをやんわりと指摘して、意外に他人は自分のことを見ていないものだと伝えましょう。
数回言っただけでは理解してもらえませんが、根気強く伝えていってください。
5 物事を悪いほうばかりに想像して対策を立てている
「○○になったらどうしよう」というのは心の闇を抱えている人の口癖です。
心の闇を抱えている人はまず物事が悪い方にしか進まないと思っていて、怒ってもないことに対して不安を感じ、「どうしよう」と言うのですが、具体的対策や現実的な視点は考えません。
常に「どうしよう」と繰り返しているので、不安ばかりが大きくなって不安の渦に巻き込まれてしまっています。
このような人には、物事がうまく行った時のことも想像して語ってもらいましょう。
物事には様々な可能性があり、選択肢は自分が選べることを思い出してもらうためであり、ネガティブなことばかり考えているとそれを引き寄せてしまいますから、少しでもポジティブなことを考えてネガティブな波動を一時的にでも止めるためでもあります。
この方法も根気は必要ですが、ネガティブなことを考える時間が減ってくるとポジティブなことが現実として起こってきますから、それを体験することで心の闇が少しずつ晴れてきますよ。
6 今の自分ではダメだという意識が強い
自分に厳しく、自分など幸せになれるわけがない・自分はいつも損をしている、というような自分に対してのイメージが低いのが心の闇を抱えている人の特徴です。
そのセルフイメージの低さは、「自分はダメだ」という思考に基づいており、今の自分ではダメなのでそれに相応しい罰を受けなければならないので、幸せになれないし損な役回りばかり回ってくると信じています。
完璧主義でもあるので、些細な失敗も自分では許すことができずずっと覚えています。
このような人には皆いろいろと失敗しているけれど、大丈夫なのだよということを知ってもらうために、積極的に失敗談を明るくしていきましょう。
それでも頑なな態度はなかなか変化しないと思いますが、心の闇を抱えている人を変えようと頑張るのではなく、人の温かさや失敗しても大丈夫ということを明るく伝え続けることで、少しずつ心の闇を抱えている人も軟化してきますよ。
7 自分には何の魅力も力もないと信じている
心の闇を抱えている人はすべてにおいて自分は劣っていてどうしようもなく、しかもこの状態は一生変わらないと信じています。
他人から見たら能力があったり、思いやりがあったり、特技があったり、美しかったりするのですが、本人はそのような「自分のいいところ」には全く気付いていません。
このような人は褒められた経験もあまりなく、褒められたらどうしたらいいのかが分からず、謙遜という名の拒否をしてしまうことも多くあります。
ですから、心の闇を抱えている人の良いところを具体的に褒める、ということを根気よく続けてください。
始めは謙遜されるか、「ありがとう」とは言うものの本気にしていない態度を取りますが、根気強く褒めていくと少しずつ心を開いてくれますよ。
心の闇を抱えている人の特徴と付き合い方についてお伝えしましたがいかがでしたか?
心の闇を抱えている人は何らかのきっかけで自分を諦めてしまった人です。
それは成育歴が関係していることも多いので、一朝一夕には改善することが難しく、関わっている人が参ってしまうこともあります。
ですから、周囲の人たちは自分の心身の健康を第一に考え、できる範囲でのポジティブな関りをすることを肝に銘じてください。
決して心の闇を抱えている人と関わる時に無理をしないように、明るく軽く関わりましょう。
明るく軽く根気強く関わっていくと、心の闇を抱えている人も少しずつ心を開いてポジティブな考え方を取り入れてくれ、皆で幸せに向かっていけますよ。
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