黒い猫が目の前を横切ると縁起が悪いことが起こるというジンクスをご存知ですか。

科学的な根拠がないと言われていても、試験や大事なプレゼンがある朝などに黒猫に出会い、何となく不安な気持ちになってしまったということがある方もいらっしゃるかもしれません。

意外なことに、黒い猫は不吉な存在ではなく世界中で幸運を運ぶ象徴として愛されている理由がたくさんあるのです。

そこで今回は、黒い猫が不吉であるというジンクスを打ち破る具体的な理由と真実をご紹介します!

黒い猫は不吉じゃない!ジンクスを打ち破る5つの理由と真実

1 黒い猫は福の象徴、日本最古の招き猫は黒色だった

お店や縁日、お正月の飾りなどに添えられる招き猫は、わたしたち日本人にとてもなじみ深い置物です。

かわいらしい前足で福を呼び込んでくれるといわれ、古来より日本で愛されてきた招き猫ですが、日本で一番初めに作られた招き猫は黒い猫でした。

発祥は檀王法林寺という京都にあるお寺で、お祀りされている神様の使いであった黒い猫が現代の招き猫のモデルになっています。

黒い招き猫は魔除けや厄除けの効果をもたらしてくれるとされています。

2 黒い猫が病気を治す、大ブームになった江戸時代

西洋文化が日本に入ってくる以前の江戸時代には、黒い猫が不治の病を治すという言い伝えがありました。

黒い猫には、当時命を落とす人々が多かった肺結核という病気を治す力があると人々に信じられており、飼いたがる人が大勢いて大変な人気があったとされています。

新選組の沖田総司も厄除けや病気治しのために黒い猫を飼っていたという記録が残されています。

また、黒い猫は尻尾でお金をかき集めてくれるという逸話のもと、商売をする人たちに黒い猫が破格で買い取りされていたという文献資料も残されています。

3 黒い猫が海外でも幸運の象徴とされていることがわかるエピソード6つ

黒い猫は海外でも幸運の象徴とされており、人々に愛されています。

日本国内だけではなく、海外でも黒い猫が幸運のシンボルと認められ、人気があることがわかりますね。

4 黒い猫を見るとラッキーが舞い込むようになる脳の使い方

実際に黒い猫に出会って不吉なことが起こったという体験談を聞かれたことがある方もいらっしゃいますね。

ただ、それは黒い猫のせいではなく、黒い猫が前を横切ったから不吉なことが起こるという思い込みに従って、わたしたちの脳が不吉なことを探しだしてきているからなのです。

わたしたちの脳はありとあらゆる雑多な情報の中から、脳の持ち主が提示したキーワードをもとに、キーワードに関係のある情報を集めてくるという特性を持っています。

この特性を生かし、黒い猫が前を横切ると不吉なことが起こるのではなく、ラッキーなことが舞い込むように脳の思い込みを書き換えましょう。

これらの特性を「黒い猫を見るとラッキーが舞い込む」という信念に書き換えて、使ってみましょう。

今まで、黒い猫が横切っていたときにハラハラしていた方も、脳の思い込みを書き換え、ラッキーなことが舞い込むようにしてしまいましょう!

5 黒い猫が現れる吉夢の解釈4つ

夢占いでも黒い猫が登場する夢は、幸運が訪れる前触れの吉夢であるとされています。

さて、『黒い猫は不吉じゃない!ジンクスを打ち破る5つの理由と真実』はいかがでしたか?

不吉な存在ではなく、実は幸運を招いてくれる存在とわかった黒い猫たちに、早く会うことができないかと、なんだか楽しみになってしまいますね。

黒い猫たち幸運パワーを貰い、さらに楽しい毎日を送っていきましょう!