ナッツ類の中でも比較的手頃に手に入り、食感と濃厚な旨みが特徴のアーモンドは、チョコレートなどの甘いものにも合いますし、おつまみにも最適ですよね。
ナッツ類は少し量でも満腹感が得られるので、小腹が空いたときの間食にピッタリなのですが、アーモンドを余りに食べ過ぎてしまうことは、実は体に良いとは言えないのです。
カリッとした食感が特徴のアーモンド、「ついつい手が伸びてしまって思っていたより食べてしまった」なんてこともありますが、1日の摂取量を守らなければ健康を損なってしまうことも、、
そこで、今回はアーモンドの食べ過ぎが体に良くない理由をご紹介します!
アーモンドの食べ過ぎが体に良くない5つの理由
1 アーモンドの食べ過ぎは太る原因に
アーモンドを食べるとき、一度にどのくらいの量を食べていますか?
アーモンドは小粒でつまみやすいのでパクパク食べられてしまいますが、実はアーモンドは結構高カロリーなのです。
アーモンドのカロリーと摂取量の目安
・1粒あたり:6キロカロリー
・1日の摂取目安量:25~30粒
・カロリー換算:150~180kcal
1粒6キロカロリーというとそれほど高カロリーなようには思えませんが、1日の摂取目安量の最大である 30粒食べると180キロカロリーにもなります。
実は、180キロカロリーとはごはん1杯分や食パン1枚分と同等のカロリーなのです。
そんなアーモンド、食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーになり、太る原因となってしまうのは想像がつきますよね。
「アーモンドで痩せる!」というダイエット法もありましたが、それはアーモンドの1日の摂取目安量を守り、食事制限や運動を取り入れた場合にのみ効果を発揮しますので、食べる際にはカロリーを気にしてみてくださいね。
2 アーモンドでニキビができる?
アーモンドには豊富な栄養が含まれているので、栄養が不足しがちなダイエット中の間食として取り入れている方もいらっしゃいますよね。
ダイエット中は脂っこいものを控えることが多いですが、良質な油を含むアーモンドは適度な油分を補給し、肌や髪のツヤを保つのに役立ってくれます。
しかし、アーモンドに含まれる油は、摂り過ぎてしまうと肌荒れや髪のベタつきの原因となってしまうのです。
そこでアーモンドの食べ過ぎによる美容への悪影響についてご紹介します。
アーモンドの食べ過ぎは美容に良くない?
・ニキビの原因となる
・今あるニキビを悪化させる
・テカリの原因となる
・髪のベタつきの原因となる
アーモンドにはアンチエイジング効果のあるビタミンEも含まれており、適度に摂取すると美容に良い効果が沢山ありますが、食べ過ぎると肌荒れの原因となってしまいます。
肌荒れが気になるときは特に、アーモンドは控えめに取り入れるようにしましょう。
3 アーモンドの食べ過ぎは腹痛や下痢の原因に
アーモンドを食べた翌日、お腹の調子が悪くなったことはありませんか?
実はアーモンドを食べ過ぎると、腹痛や下痢の原因となってしまうのです。
そこで、アーモンドが腹痛や下痢の原因になる理由についてご紹介します!
アーモンドが腹痛や下痢の原因になる理由
・不飽和脂肪酸が含まれているから
アーモンドには消化しにくい不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、脂っこいものを食べたときのような腹痛や胃もたれの原因となることがあります。・食物繊維が豊富だから
アーモンドは食物繊維が豊富なので、消化に時間がかかり下痢などを引き起こすことがあります。・アレルギーの可能性も
アーモンドを食べるといつも体調が悪くなる、という場合は軽いアレルギーの可能性もありますので、気になる方は医療機関を受診しましょう。
アーモンドには消化しにくい栄養素が含まれているので、食べ過ぎると消化不良を引き起こし腹痛や下痢の原因となってしまいます。
アーモンドは適量を守り、健康を損なわないように注意しましょう!
4 アーモンドがヘルペスを引き起こす?
口唇ヘルペスとは口の周りに痛みや痒みのある赤いできものができ、ストレスや疲れによって繰り返し発症する病気です。
口の周りという目立つ場所に出来るので周りの目も気になりますし、食事も摂りづらくなってしまいます。
実は、アーモンドの食べ過ぎがこの口唇ヘルペスを引き起こす可能性があるのです。
アーモンドの食べ過ぎがヘルペスを引き起こす理由
・アルギニン
アーモンドにはヘルペスウイルスが増殖する際に必要となるアルギニンという栄養素が含まれています。・摂取頻度と量
アーモンドを毎日、大量に、長期間食べ続けるとアルギニンの過剰摂取となってしまいヘルペスを発症しやすくなります。
アーモンドは食べ過ぎると口唇ヘルペスを引き起こすこともあります。毎日大量にアーモンドばかりを食べるのは控え、バランスの良い食生活を心がけましょう!
5 お薬を服用中には特に注意を!
アーモンドを食べる際、服用中の薬について考えたことはありますか?
実はアーモンドにはマンガンという栄養素が含まれており、マンガンを摂りすぎることで薬の効果を弱めてしまうことがあるのです。
そこでアーモンドを食べる際に注意が必要な薬についてご紹介します。
アーモンドを食べる際に注意が必要な薬
・便秘薬
・抗生物質
・血圧を調整する薬
・抗精神病薬
アーモンドは食べ過ぎるとマンガン過多を引き起こし、薬の効果を弱めてしまうことがあります。
お薬を服用中の方は、アーモンドを食べる際は食べ過ぎに特に注意しましょう!
さて、『アーモンドの食べ過ぎが体に良くない5つの理由』はいかがでしたか?
アーモンドは、抗酸化作用や生活習慣病を予防する効果もあるなど、優れた食べ物ではありますが、スナック菓子のような感覚で次々パクついていると大変なことに成りかねません。
1日の摂取目安量である25~30粒を守って食べるようにしましょう。
まとめ
アーモンドの食べ過ぎが体に良くない5つの理由
1 アーモンドの食べ過ぎは太る原因に
2 アーモンドでニキビができる?
3 アーモンドの食べ過ぎは腹痛や下痢の原因に
4 アーモンドがヘルペスを引き起こす?
5 お薬を服用中には特に注意を!
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