疑心暗鬼がひどすぎる人の7つの特徴と上手な接し方

疑心暗鬼がひどすぎる人の7つの特徴と上手な接し方

疑心暗鬼とは、「疑いがあると何でもないことでも怖いと思ったり、自分を貶めていると思ったり、あらぬ悪い妄想に囚われる」という意味のことわざです。

疑心暗鬼がひどい人は、他人とたまたま目が合っただけでも「私の格好がおかしいと思っているに違いない」と思い、他人からたまたま無視されても「私のことを嫌っているからない違いない」と、どのようなことが起こってもマイナスに結び付けてしまうのです。

しかし、こんな妄想は疲れますから克服したいですよね。

そこで疑心暗鬼がひどすぎる人の特徴と克服方法を、具体的な方法を交えながらお伝えします。


疑心暗鬼がひどすぎる人の7つの特徴と上手な接し方


1 自分は疑心暗鬼がひどくて変わりたいと思っていると自覚する


疑心暗鬼がひどい人は、そもそも自分に自信がないために起こる出来事すべてをマイナスに捉えてしまうのですが、実は「皆そうしている」と信じている場合があります。

・こっちじろじろ見ていたら絶対私のことバカにしているよね
・私の仕事をチェックしているのは出来が悪いからだよね
・私のメイク真似してる!なんでそんなことするのよ!?

疑心暗鬼の例ですが、皆が皆こういう風に考えているわけではありませんよね。

ですから、疑心暗鬼がひどい人は、「マイナスに解釈する考え方は自分だけらしい」ということに気づき、「そうしなくても大丈夫だ」と知り、「私も疑心暗鬼を卒業したい」と思えるようになる必要があります。

このためには、周囲の人は「こういうことがあった場合、どう捉えるか」と意見を集めてみると面白い結果が出ますし、自分にはなかった考え方に触れるとてもいい機会を得ることができますよ。


2 疑心暗鬼でいることのメリットとデメリットを書き出す


「よし!じゃあ今から疑心暗鬼を止める!」と言っても、長年の癖になっていると根性だけでは止めることができません。

このような時は、疑心暗鬼でいることのメリットとデメリットを書き出してみましょう。

書き出したメリットとデメリットを比較して、では自分はどうなりたいのかをはっきりさせると、疑心暗鬼を止める後押しをしてくれ、克服しやすくなりますよ。


3 疑心暗鬼でいるときの感情を知る


実際「疑心暗鬼を止める」ことにした時、疑心暗鬼が普通になってしまっていると何が疑心暗鬼なのかすらよくわからなくなってしまいます。

この時有用なのは「自分の感情」で、疑心暗鬼でポジティブになることはありませんから、ネガティブ感情が起こった時はその思考が疑心暗鬼かも、と気付くきっかけになります。

もちろん本当にネガティブ感情を感じるような出来事も現実には起こりますから、ある程度慣れは必要ですが、疑心暗鬼の特徴としては「きっかけは現実に起こったことではあるが、その後は妄想であって現実には起こっていないことや確かめようのないこと」なのですね。

自分の感情を元にして「今疑心暗鬼な考え方をしているな」と気付くことがすでに素晴らしいことで、克服に着実に近づいている証拠なのですよ。


4 疑心暗鬼になった時の妄想を書き出す


今自分が疑心暗鬼になっているな、と思ったら、その疑心暗鬼な妄想を書き留めておき、ある程度たまったら傾向を見てみましょう。

妄想の内容は個人個人で異なりますが、共通点としては

・今どうしようもないこと(将来に対する過度の不安など)
・他人から攻撃されるかもしれない不安
・見た目や能力など自分がバカにされているという不安

このように「確かめようもなく、確かめたところでどうしようもない」という傾向があります。

他人の思考はコントロールできませんが、自分としては「こう思われたい」という希望が強いのですね。

自分の妄想の傾向をつかむと、また疑心暗鬼になった時に「これは疑心暗鬼で、現実ではないのだ」と気付きやすくなりますよ。


5 妄想を後から読み直し現実的か否か判断する


疑心暗鬼の妄想内容を書き出すもう一つのメリットとして、「客観的に自分の思考を判断できる」ことがあります。

どういうことかと言いますと、疑心暗鬼になっている最中は「不安・怒り・恐怖」というネガティブ感情が同時に起こっていますので、客観的な判断は難しいのですね。

しかし、妄想内容を書き出して読み直すと、書き出すという行為でネガティブ感情は収まりますから、妄想内容を客観的に判断することができます。

疑心暗鬼の妄想内容は現実的なものでしょうか。

もし友人が同じように言っていたら、どう感じ何を言ってあげますか。

そのような観点で自分の妄想内容を読み直すと、疑心暗鬼はやっぱりあまり意味がないかも、と思えて克服できるようになりますよ。


6 悪い妄想をしたら同じ数だけ都合の良い妄想をしてみる


疑心暗鬼では悪い妄想しか膨らみませんが、確かめようもなく本当のところは誰にもわからない、という意味では都合のいい妄想も同じですよね。

疑心暗鬼を克服する方法として、悪い妄想が浮かんだ時、同じ状況から考えられる都合の良い妄想を考えてみることをおススメします。

ある一つの状況から考えられることは悪いことばかりではなく良いこともあって、可能性はどちらにも広がっているのだということを知るためです。

一つのことから様々な可能性を推測できることは、心の偏りをならす働きもありますし、仕事や家事などにおいても視野が広がりますので是非試してみてくださいね。


7 健康な生活を送ることを心がける


とは言いましても、「悪い妄想しか浮かばない!」という方は、生活リズムが乱れていて、心身共に休養がとれておらずエネルギー不足であることがあります。

特に夜型生活は思考がネガティブになりやすく、体をあまり動かさないのでさらにストレスがたまりやすい生活スタイルです。

朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴び、朝食を摂って、適度に体を動かしましょう。

体が快調になってくると心もポジティブになり、疑心暗鬼になることも減りますよ。


疑心暗鬼がひどすぎる人の特徴と克服する方法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

起こる出来事をすべてネガティブにとらえ、「自分がダメだ」という思考をしてしまうのが疑心暗鬼ですが、疑心暗鬼がダメだ!ではなくて、疑心暗鬼をしている自分は幸せな状態なのかな?という点を考えてみてください。

そうしないと「疑心暗鬼をしている自分はダメだ」という「自分はダメだ」をまた一つ獲得して余計自分に対する自信がなくなってしまいます。

疑心暗鬼をしている自分が幸せではなくて、自分は幸せになりたいなと思った時、ここにご紹介した方法を是非試してみてくださいね。

まとめ

疑心暗鬼がひどすぎる人の7つの特徴と上手な接し方

1 自分が疑心暗鬼がひどくて変わりたいと自覚する
2 疑心暗鬼でいることのメリットとデメリットを書き出す
3 疑心暗鬼でいるときの感情を知る
4 疑心暗鬼になった時の妄想を書き出す
5 妄想を後から読み直し現実的か否か判断する
6 悪い妄想をしたら同じ数だけ都合の良い妄想をしてみる
7 健康な生活 を送ることを心がける


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