男性は41~43歳、女性は32~34歳に主な厄年があります。
本厄の年が男性は「死に(42)」、女性は「散々(33)」にかけられているという説がありますが、本厄は事故に遭ったり病気をしたりという話をよく聞くことがありますよね。
厄払いは前厄・本厄・後厄にあたる年の節分までに行くのが良いのですが、今は一年中厄払いを受け付けている神社仏閣が多いので、そこまで厳密なものではありません。
では神社仏閣に厄払いに行く時、服装って悩みませんか?
正装でないといけない気もするけど、どこまで正装なのだろうか、何に気を付けたらいいのか。
そこで今回は、厄払いに着ていくとNG服装と正しい服装についてお伝えします。
厄払いに着ていくと断られるNG服装と正しい服装
1 【NG服装】ジーパンなどのラフな格好
神社に行く時は「神様に参拝する」のですから、基本的にはラフな格好はNGです。
ラフな格好がわかりにくい場合は、例えば学校や会社のとても偉い人に会う時にどういう服装をするものかな?と考えてみましょう。
また、周囲の人に聞いてみるのも良いですね。
ジーパン、短パン、ランニングや素足、サンダル、ミニスカート、派手なメイクは控えると良いでしょう。
2 【NG服装】帽子
自分より目上の人に会う時や、おじぎをする時は帽子を取りますよね。
ですから、帽子もかぶっていくのはやめましょう。
女性はファッションで帽子をかぶることもありますが、神社仏閣に行くときは控えましょう。
3 【NG服装】神社仏閣によっては靴を脱ぐところも
これはNGではありませんが、神社によっては拝殿に上がってご祈祷があるところもあり、靴を脱いで正座をすることになります。
ですから靴下やストッキングには気を付けておきましょう。
穴が空いていたり薄くなっていたりしたら恥ずかしいですし、気が散ってしまうかもしれませんよね。
4 【正しい服装】男性はスーツにネクタイ
さて、厄払いのときの正しい服装ですが、男性はやはりスーツにネクタイがオススメです。
スーツがない人は襟がついたシャツにジャケット、スラックスで行くのが良いでしょう。
神社で恥ずかしい思いをしないようにということではなくて、神様にお目にかかるということをイメージしながら服を選ぶといいですね。
5 【正しい服装】女性はスーツやワンピース
女性はフォーマルな雰囲気のするスーツやワンピースがよいですね。
肌の露出は控え、スカート丈が短くなりすぎないようにして「かしこまった席に出る」と考えて服を選ぶと間違いません。
ヘアメイク、メイクも大人しめのものにして、派手にならないようにしましょう。
6 【正しい服装】清潔感を第一に考えよう
神社に参拝する前に御手水で手と口を清めますよね。
神社では清められた身であることが求められていますから、服装も清潔感を考えて選ぶと良いですよ。
神社によってはホームページなどに服装についての注意を記載しているところもありますからチェックすると良いですね。
また記載のない場合、神社に電話で問い合わせても教えてくれますよ。
厄払いに着ていくと断られるNG服装、そして正しい服装についてお伝えしましたがいかがでしたか?
厄払い(厄除け)は神社でもお寺でも受け付けてくれますが、どちらに行けばよいのでしょうか。
ところで、神社では厄払いといい、お寺では厄除けといいますが、厳密なものではなく同義語として使われています。
地元で厄払いとして知られているならば神社でもお寺でもどちらに行ってもよく、また服装もどちらも清潔感のある落ち着いたもので大丈夫です。
神社での厄払いは神道に則って神職の方が大幣を振って祝詞を読み上げ、お祓いをするという流れになります。
お寺の厄除けは護摩祈祷といい、厄除けにご利益がある不動明王・弘法大師・元三大師を祀っているお寺で行われます。
薪を人間の煩悩の代わりとして火を付け、焼き尽くす様子をテレビなどで見たことのある方もおられるのではないでしょうか。
また、厄払いについて「喪中だができるのだろうか」というような疑問があるときには、厄払いをしてもらう予定の神社仏閣に問い合わせてみるのが一番です。
少しずつ決まりが異なることがあるからです。
ちなみに、神社では喪中が開けてから厄払いに行くのがよく、それはいつなのかということも聞けば教えてくれますよ。
厄年というだけで不安になりますよね。
神社仏閣で厄を払ってもらい、厄年をつつがない充実した一年にしましょう。
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