執着心がひどすぎる人の7つの特徴と克服方法

執着心がひどすぎる人の7つの特徴と克服方法

「手放し」「心の断捨離」など、「執着心を手放す」という言葉がよく聞かれる昨今ですが、執着心を手放したくても手放せなくて苦しんでいる方もいます。

執着心がひどすぎる人の特徴としては、

・諦めることができない
・例え拒否されてもしつこい
・悲観的である
・ストーカーになりそうな雰囲気を持っている

というものがあります。

執着とは「しがみついている」様を表す言葉で、「執着心を手放そう」と思ってすぐ手放せないから執着ですが、執着心を持ったままだと幸せになりにくいのも事実ですから、できるなら執着心を手放したいですね。

実は、執着心を手放すには、その前の心構えが大変重要だったのです。

そこで執着心がひどすぎる人の特徴と克服方法を、心構えや準備を中心に詳しくお伝えします。


執着心がひどすぎる人の7つの特徴と克服方法


1 執着がある苦しい自分をまずは理解して癒す


執着心がひどいと、どのような気持ちがするか考えてみてください。

・苦しい
・閉塞感がある
・重い雰囲気がする
・幸せになれない気がする
・怒りを感じる

というようなネガティブな感情が湧いてきませんか。

執着心を手放さなければと焦る前に、執着心があることで苦しんでいる自分を労い、慰め、癒すことが先なのです。

手放せないものを手放したいと思っていて、努力していることを自分で認め、褒め続けていると、執着心がある状態でも自分の心が満たされていって、執着心を手放せる準備ができるのですよ。


2 執着があるとなぜ苦しいのかを考えてみる


執着心がある今の自分を認め続けて執着心を手放そうと自然に思えるくらいに満たされたら、執着心があるとなぜ苦しいのかを考えてみましょう。

どうせ手に入らないと分かっているのに、手に入っても幸せになれないと分かっているのに、それでも欲しいと思ってしまう、または手放すと大変なことが起こる気がして手放せないなどの理由が出てきます。

ここで明確に「手放した方がいい」と理解する必要はなく、自分の執着心を解きほぐす感覚で自分がどうして苦しいのかを整理するつもりで考えてみてください。


3 どうして執着を手放したいのかを考える


次にではなぜ手放せない執着心を手放したいと思うのかを自分の気持ちを大事にして考えてみましょう。

「執着心を手放さないと幸せになれない」と様々なメディアで言われていると、早く手放さないと、と気が焦りますよね。

しかし執着心は他人がそう言うからと簡単に手放せるものではなく、自分の意志で「手放す」と決めるから手放せるものなのです。

執着心を持っていると、自分が苦しいから、未来が暗く思えるから、自分が変わりたいから、など「自分はどうしたいのか」という観点からいくつか書き出すと整理できますし、執着心を手放す後押しをしてくれますよ。


4 執着を手放すと困る理由を考える


さて、意外なことですが、執着心を持ちたくて持っている場合があります。

それは誰かに対して復讐したい心と繋がっていますが、例えば自分を振った相手を許さないという例だと、「相手を許さない」という執着心を手放してしまうと「相手を許す」ことになってしまい、自分をひどい目に遭わせた相手を許すのは腹立たしいと思っている場合があります。

まさに「自分が不幸でいることで相手に対する復讐をしている」状態ですが、これでは幸せになれそうにないですよね。

この悔しい思いをすぐに振り切るのは難しいのですが、「そういう思いがあることに気付く」ことは執着心を手放す上で大変重要なことです。

自分が自分の思いを理解してくれていると思うことができれば、相手に対する復讐を止めることも可能だからなのです。


5 執着を手放せる自分になると決めて宣言する


執着心を手放す心の準備ができたら、「私は○○に対する執着心を手放します」と宣言しましょう。

紙に書いてもいいですし、1人で声に出して言っても形式は自由ですが、できるかどうかは置いておいて、「執着心を手放す」と決めることが重要です。

「決める」ことは、「なりたい自分に向かう」という宣言であり、繰り返すことでなりたい自分、つまり執着心を手放している自分に向かうことができるのです。


6 できるなら執着していたものに感謝を送る


執着心を手放すと決めたら、少しずつですが自然と考え方や行動に変化が訪れます。

また執着したくなったら、宣言をし直して「執着心を手放す自分」に向かい直すといいですよ。

しばらく続けていると、執着心は薄れてきますから、もしもできそうなら執着をしていたものに対して感謝を贈れるとさらに執着心を手放すことができます。

心の中で良いので、執着していたものに「これまでありがとう。今の私にはもう不要になったので手放します」と感謝の気持ちを贈りましょう。


7 執着を悪いものと思いすぎず付き合っていく


しかし、執着心はやはりこだわりがあってしつこく持ち続けているものですから、本人にとってはとても大事な価値観であることも多く、すぐに「手放します」と言って手放せないこともあります。

そのような時に「執着心を手放せない私はダメだ」と自分責めを始めてしまうことがあり、それでは執着心を手放しても自分責めをしてしまうという、幸せからは遠ざかるコースに乗ってしまうので思いつめないようにしてください。

執着してしまうほど大事な価値観を、自分の幸せのために手放すと決めたことがすでにとても素晴らしいことですから、執着心を手放せる方向に歩んでいることを忘れずに執着心と程よく付き合って行きましょう。

ある日ふと執着心を手放せている自分に気付いて驚きますよ。


執着心がひどすぎる人の特徴と克服方法について、克服するために心構えや準備を主にお伝えしましたがいかがでしたか?

執着心を手放した方がいいのはわかっているけれどできない、という方は、どうして執着心を持つに至ったのか、持ち続けているのはなぜなのか、などの自分の気持ちをゆっくりじっくり振り返ってみるといいですね。

それは、苦しい自分の胸の内を自分に理解して認めてもらえることになるからで、そこを抜きにして「執着心はないほうがいいから手放す!」と思ってもなかなかできません。

自分の思いを詳らかにして、自分に理解してもらい、さらに自分と仲良くなって執着心を手放し、幸せを引き寄せちゃいましょう。

まとめ

執着心がひどすぎる人の7つの特徴と克服方法

1 執着がある苦しい自分をまずは理解して癒す
2 執着があるとなぜ苦しいのかを考えてみる
3 どうして執着を手放したいのかを考える
4 執着を手放すと困る理由を考える
5 執着を手放せる自分になると決めて宣言する
6 できるなら執着していたものに感謝を送る
7 執着を悪いものと思いすぎず付き合っていく


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