カップルの喧嘩のきっかけになる7つの余計な一言

カップルの喧嘩のきっかけになる7つの余計な一言

何気ない一言が相手の逆鱗に触れてしまい、大喧嘩になることがありますよね?

言ったほうは何の悪気もなく言っているのですが、後から振り返るとこの一言さえ言わなければ、と悔やまれることも男女ともに多いと思います。

カップルの喧嘩のきっかけになる余計な一言をあらかじめ知っていれば、要らない喧嘩を回避することができますよね。

そこで今回は、カップルの喧嘩のきっかけになる余計な一言と、そこに隠れた心理を併せてご紹介します。


カップルの喧嘩のきっかけになる7つの余計な一言


1 「いつもあなたはそうだよね」


むかついたときに思わず言ってしまうこの一言ですが、「いつも」というところが余計な一言で、言われたほうからすると「だったらその時に言ってくれ」と思いますし、過去のことを蒸し返されたような気になります。

この言葉で何をパートナーに伝えたいのか、ということを率直に考えてみると、「私の言うことを無視されて悲しい」ではないでしょうか。

ならば、このような嫌味ったらしい言葉ではなくて、「私はあなたに私の言うことを無視されている/軽視されているような気がして悲しいのだ」とアイメッセージで伝えましょう。

「いつもあなたはそうだよね」だけでは、相手は何を求められているのかもわかりませんが敵意だけは感じるので喧嘩になってしまいます。


2 「どうせ私のことなんてどうでもいいのでしょう?」


いじけて本心では思ってもいないことを、同情を引きたいばかりに言ってしまう余計な一言です。

パートナーが自分との約束より仕事を優先したような場合に言ってしまいそうになりますね。

ここでも、回りくどい言い方ではなく、「あなたが私から去っていきそうになるのが寂しい、一緒にいたいのに/約束を楽しみにしていたのに」と自分の感情と要望を明確に伝えましょう。

この例で言うと、パートナーはあなたより仕事を優先させたことをいくらかは心苦しく思っているのに、追い打ちをかけるように「どうせ私のことなんてどうでもいいのでしょう」と言われると、自分の無力感も感じますし、あなたのことを大切に思っているのに伝わらないことに怒りを感じてしまいます。

その結果、本当にどうでもいい存在になってしまうかもしれませんので、嫌味ではなくて自分の素直な感情と要望を伝え、パートナーがどうするかはパートナーに任せましょう。


3 「もういい!」


あなたとはこれ以上の話し合いをしても無駄です、という余計な一言が「もういい!」で、相手がまだ話し合いを続ける気があるのに強制的に打ち切る、相手の気持ちを考えない言葉です。

どうして「もういい!」と思ったのかを、いきなり話を打ち切る方法ではなくて、冷静に考えて伝えましょう。

例えば、「今の話し合いでは平行線のままだと思う。問題点は〇〇なのよね。ちょっとこの場を離れて頭を冷やしたい。だからまた今度にしましょう」というように、問題解決の意志を示しながらも今は休憩したいと伝えましょう。

「また今度」では、話し合いが再開されるか不安ならば、具体的に「1時間後」「明日の同じ時間」というように日時を決めても良いですね。


4 「はいはい、などの気のない繰り返しの返事」


「あなたの決定に従うことは本意でありませんが、敢えて折れてあげます」というパートナーに諦めの気持ちとイライラした気持ちを表したのが、「はいはい」「わかったわかった」という、投げやりな肯定の余計な一言です。

パートナーは本気でお付き合いや話し合いをしたいと思っているのに、「はいはい」で話を終わられてしまうと、それ以上何も言うことができなくなってコミュニケーションに意味を感じられなくなってしまいます。

この場合も4と同様、話し合いをこれ以上続けたくないから終わらせようとして言った余計な一言ですから、「少し休憩がしたいんだ」と素直に告げ、建設的な話し合いをする意思があることを伝えると、喧嘩にならずに済みますよ。


5 「他人と比較して体形等をからかう」


男性が女性に対して軽い気持ちでやりがちですが、テレビに映ったアイドルや、町ですれ違った別の女性とパートナーを比較して、軽い気持ちで体形や見た目をからかうのは余計な一言です。

また、女性が男性に、友達の彼氏やご主人を引き合いに出して、軽い気持ちで収入やデートで尽くしてくれることなどをうらやましがるのも余計な一言です。

そもそも、他人と比較するということが余計な作業なのですが、言われたほうは「じゃああの子/あの人と付き合えばいいじゃないか」と自分の存在意義を失いかけてしまうのですから、喧嘩になって当然の余計な一言と言えます。

ですから、他人と比較する言葉は、言わない、に尽きます。


6 「あなたのためを思って言っているのよ」


厳しいことを言った後にその罪悪感からつけてしまいがちな、喧嘩になってしまう余計な一言ですね。

パートナーは「あなたのために」なんて思っておらず、自分のためにパートナーに変わってほしいと思っているのだなと見抜いていますし、そうならそうと正直に言ってくれるほうがマシだと回りくどさにうんざりしてしまいます。

このような場合は、自分の希望をストレートに表現しましょう。

どうしてパートナーに変わってほしいと思うのか、ですが、表面的には様々な理由があるでしょうが、突き詰めていくとこのような理由に行きつくことが多いですね。

・もっと自分を大事にしてほしい
・もっと自分に分かるように愛してほしい
・もっと自分のことを気にかけてほしい

この希望を満たすためにパートナーに変わってほしいと思っているのなら、この希望をそのままパートナーに伝えたほうが話が早いですし気持ちがいいですが、この余計な一言を言ってしまう人は、プライドが高くパートナーの下手に出るようなことができません。

しかし、お付き合いしている相手に自分の本当の気持ちを適切な言葉で伝えるのは下手に出るようなことではありませんし、相手は信頼してくれているのだと心を強くして、よりパートナーを大事にしたいと思う気持ちが湧き上がってきますよ。


7 「私が我慢すればいいのでしょう?」


「あなたは好き勝手やっていいですね!その分私が尻拭いや我慢をしているなんて知らずにね!」という、諦めと怒りが入り混じった余計な一言です。

この言葉を行ってしまう人は、普段から知らないうちに自分よりパートナーを優先してしまう癖がついてしまっていて、自分が大事にされないストレスを発散させることもないので怒りがどんどんたまっていってこのような余計な一言を言ってしまうのですね。

そもそも、お付き合いするのにどちらかがいつも我慢しているという関係自体が不自然なのですから、まず我慢を止めて自分の要望もパートナーに伝えるようにしてみてください。

相手に合わせることが人間関係を円滑にする方法ではないからで、自分も相手も楽しめるように知恵を絞り試行錯誤するのが良い人間関係を築くコツなのです。

それでもパートナーがいつも要望を聞き入れてくれないなら、我慢するのではなくて別れも視野に入れた話し合いを持つべきです。


カップルの喧嘩のきっかけになる余計な一言と、その対処方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?

喧嘩になるほどの一言ですから、やはり相手に対する敵意が溢れているのですよね。

その一言の下には、大事にしてほしい、寂しい、わかってほしい、という自分の気持ちが隠れていますから、お付き合いしているパートナーにはこの本当の気持ちのほうを穏やかな言葉で素直に伝えましょう。

人の本当の心からの言葉は相手に伝わるものですから、パートナーもすぐに目立った変化はないかもしれませんが必ず変化するようになりますよ。

カップルの喧嘩になる余計な一言を避けて、本当の気持ちを伝え合い、さらに幸せなお付き合いをしちゃいましょう。

まとめ

カップルの喧嘩のきっかけになる7つの余計な一言

1 いつもあなたはそうだよね:「私の言うことを聞いてくれなくて悲しい」と言い換える
2 どうせ私のことなんてどうでもいいのでしょう?:自分の要望をストレートに伝える
3 もういい!:「頭を冷やす時間が欲しい」と言い換える
4 「はいはい」などの気のない繰り返しの返事:「少し休憩したい」と伝える
5 他人と比較して体形等をからかう:言わないようにする
6 あなたのためを思って言っているのよ:自分の希望を素直に伝える
7 私が我慢すればいいのでしょう?:我慢は辞めて自分の意見も伝える


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