考えたくないのに、嫌な事が頭から離れなくて苦しいことがありませんか?
嫌な想像や、他人から何気なく言われた一言、悪いニュースなど、種類は様々ありますよね。
「もしかすると病気なので」はと不安になってしまうことがあるなら要注意です。
そこで今回は、嫌な事が頭から離れない原因には何があるのか、そして頭の中をきれいさっぱり空っぽにする方法も併せてご紹介します。
嫌な事が頭から離れないのは病気?原因と頭の中を空っぽにする方法
1 原因は不完全な自分への不安
嫌な事の内容は多岐にわたりますが、その根源を突き詰めていくと、「不完全な自分を許せない」という思い込みに集約されます。
そこには「完璧でありたい」「完全体でありたい」という強い完璧主義があります。
しかし、その願いは達成不可能ですよね。
ですから、完全でありたいのに不完全な自分に対して大きな不安が生まれてしまうのです。
不完全な自分でも大丈夫だと受け入れることができれば、この不安は小さくなっていきます。
嫌な事が頭から離れないと自分は病気じゃないかと不安になりますが、そもそも「自分は不完全だからダメだ」という気持ちから不安を作り出しているのです。
2 「考えたらだめだ」と思うのを止める
嫌な事が頭から離れない時、「こんなことを考えてはだめだ」と自分に禁じていると、余計に考えてしまう経験はありませんか?
考えている間が苦しく不安なので仕方ないのですが、「考えたらだめだ」と思うのをちょっと止めてみましょう。
嫌な事を考えてしまっているのに、それをだめだと禁止してしまうと、もうどうしたらいいのかわからなくなってしまい、パニックになってしまいます。
3 本当にそうなるのか?と自問してみる
嫌な事が頭から離れない間は、それが実現したらどうしよう、と不安になっていますよね。
ですが落ち着いているとき、その嫌な事は本当に実現するのかな?と少し考えてみましょう。
可能性が0ということはないですが、限りなく低いのではないでしょうか?
不安というものは、「それしか選べない!」と思い込んでしまうから余計に大きくなる性質があります。
自分はその不安を回避することもできるし、受け止めることもできるし、と自分にできることを落ち着いているときに考えてみましょう。
4 不安が襲ってき始めたら視線を反対に向ける
嫌な事を考え始めたときに有効な方法としておすすめしたいのが、「嫌な事を考え始めたな」と思ったら、その時見ていた方向の反対を素早く見ることです。
例えば、下を見ていたなら素早く上へ、左を見ていたなら素早く右へ、、意識してしばらくの間、繰り返してみてください。
嫌な事が頭から離れない病気じゃないか!?と不安になっていても、根気よくやり続けると効果が表れますよ。
5 自分が普段口に出している言葉を知って変える
自分が普段口に出している言葉を一番聞いているのは、、、自分自身ですよね。
ですから、自分が「不安だ」「どうしよう」という不安を煽る言葉を口癖にしていると、自分自身がずっとそれを聞かされていることになるので、自分の不安をさらに大きいものにしてしまいます。
自分に聞かせるという気持ちで、ネガティブな口癖を以下のものに変えてみましょう。
・ありがとう
・大丈夫
・ほっとする
これも、言うときは何気なく言うのではなくて、「ありがとうと言っているのだ」と意識して言ってみましょう。
人間は同時に2つのことは考えられないので、嫌な事が頭から離れない時でも意識的に考えることを変えることができます。
6 運動+休憩で頭の中をさっぱりキレイにする
嫌な事が頭から離れない人は、運動不足に陥りがちです。
そもそも、体を動かすことはストレス解消にもなるので、ぜひジョギングや水泳などの「1人で考える余裕ができる」運動ではなくて、球技などの「集中しなければならない」運動をやるようにしましょう。
嫌な事が頭から離れない時間を減らすことができ、徐々に減らしていければ、なくすことも可能です。
さらに、運動不足の人が適切な運動を始めれば、生活習慣病などの病気の予防にもなって一石二鳥ですからね。
そして休息が不足すると、ネガティブ感情が大きくなりますので、早く就寝することを心がけましょう。
もし、夜型生活になっていて朝型にしたいと思うなら、まず早起きしてみましょう。
早く起きて朝日を浴びると体内時計がリセットされ、夜も適切な時間に寝付けるようになりますよ。
嫌な事が頭から離れない原因と、そして頭の中を空っぽにするコツをお伝えしましたが、いかがでしたか?
嫌な事が頭から離れないのは、不完全な自分に対する不安が原因!嫌な事を頭から追い出そうとすると、余計にそのことを考えてしまうので、思考を転換するのがベストです。
悩みに振り回されないためにも、お伝えしたコツをぜひ実践してみてくださいね!
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