ふとしたことで、人間関係が煩わしくなるときはありませんか?
私たちは他人との繋がりなしでは生きていけない社会に住み続け、どんなに親しい人と接しても相手の機嫌に感情と行動を左右されることがしばしばあります。
そして、「何でこんな目に遭わなければいけないんだ?」「もう関わりたくない」と感じて嫌になることもあるでしょう。
特に、大人になると会話中の些細な言葉を機に、思わぬ面倒ごとに巻き込まれやすい傾向にあります。
打たれ強く柔軟に対処出来るメンタルが欲しいですよね。でも、一度に鉄壁の心が作れる訳ではありません。
そこで今回は、少しでもメンタルを強くする初心者向けの方法をご紹介しますね。
人間関係が面倒くさいと思う時の5つの心の鍛え方
1 合わす価値のないときは、付き合いが悪くない程度に終わらせる
私たちは小さい頃から「先生に人と仲良くしましょう」、「協調性は大事ですよ」と教わり、正しいことだと信じてきました。
大人に成長してこの方、相手に調子を合わせて折り合いをつけることに疲れていませんか?
嫌われたくない、怒らせたら都合が悪くなると考えて動いているとしたら、誰のために生きているのかよくわかりませんよね。
「今日はストレス発散に遊ぶ!」「やけ食いだ!」「欲しい物を衝動買いして憂さを晴らす!」
良かれと思ってした後の行為が自分の体を不健康にし、財布の中身も減って後悔していては自傷と変わりません。
「いつまで無駄話を聞かされるんだろう」
営業や職種によっては致し方ありませんが、日常会話に付き合うとき身を削るほど価値のない会話なら「大変心苦しいのですが」などと切り出し、謝って場を立ち去る勇気を持ちましょう。
2 質問をされたら言葉を選んで回避する
人に知り合いの愚痴を聞かされてどう思うか質問されると、話す側は自分にも賛同して欲しい訳ですから、こちらも同じように思うと返せば相手は喜びます。
しかし、第三者が関わって賛同したあなたを巻き込んだ場合「○○さんも言っていた」となれば、人間関係に亀裂が入ってめんどくさい事態になりますよね。
あなたが反対の答えを言っていたにせよ、それはそれで悪く言われていたかもしれません。
答え難い質問をされたら、毎回は使えませんが「さっきからずっと我慢してたんだけど、お手洗いに行きたくなった」「話の途中でごめん。お腹空いた」と言って話題を切り替えてみるのです。
話の腰を折られた相手は生理的現象ならどうしようもないので呆れるか拍子抜けし、また同じ質問をしてきたら「うーん、よくわからない」「ふーん?そうなんだ」とボケ気味に答えて曖昧にしましょう。
3 人からの嫌味は認めてお礼を言う
人間関係で主にめんどくさい感情は嫉妬、驕りによる威圧、劣等感など敵対心から生じます。
「そんなんだから君は」「もっとこうすればいいのにさ」「有難いと思え」など、理不尽なことを上から目線で言われると、気分が落ち込んだり腹が立ちますよね。
悪い噂をばら撒かれるのを承知の上なら、逆に文句を突き付けて太刀打ちするのもありかもしれません。
「すみません」と謝れば逆効果でもっとネチネチ言ってくる恐れがあります。
メンタルを鍛えるのであればここでにっこり笑い、軽く頭を下げたあとにお礼を伝えましょう!
「有難うございます!」
こちらから進んで感謝しておけば、相手によっては当たり前だと思ったり皮肉に受け取る人もいますが少しは気持ちが落ち着き、そんなに悪い人でもなさそうだと思ってくれることがあります。
「○○さんのおかげで本当に助かっています」
「○○さんの○○な所は凄いなっていつも尊敬しているんです」
相手の名前を口に出すことで自分を印象付けることが出来、また思い返してくれたりと好印象を与えれます。
自分を下に置いて相手を立てると優越感を与えることが出来るので、どんな反応を返してくるか、ぜひやってみてくださいね。
4 プライドの高い人が相手のときは持ち上げる
「私(俺)の今日の服装、良いと思わない?」「親戚の親戚が有名人」「携帯、最新機種に変更した」、こういった自慢はプライド屋さんが多く、こちらの返し方によってはへこむか怒り散らしてめんどくさい感情表現をするので困ったさんでもあります。
他の人がどう感じるかより、自分自身を着飾って人に認めて貰いたいことに精一杯なのです。
恐らく、人間関係とはこういうものだと説いても、プライドの高い人は右から左に流す可能性がありますので、効果的な方法とは言えません。
聞き役になって話を合わせながら時折「えーっ、○○さん、めちゃくちゃ似合ってますよ!」「憧れるなぁー」などと言って褒めちぎりましょう!
内心は思っていなくても、相手が調子に乗ってしまおうと満足させておき、もうそろそろキリが良いなと思ったら「また今度聞かせてくださいねー」とにこやかに言って別れたら、一時的に場を凌ぐことが出来ます。
5 年輩の人を立てて損はなし
若手からすれば年輩の人は目の上のたんこぶであったり、尊敬はしているけどいつまで現役気分か理解していない人がいますよね。
「あれだけ言ったのに!」「ほら、早く!」「ドジにも程がある!」
めんどくさい性格の年輩の人と人間関係を結ばなくてはいけなくなったとき、頑固に上から押さえつける感じで偉そうに言われた日にはうんざりしませんか?
子どもじゃないのに逐一注意される耳を塞ぎたくなりますよね。
若手からすれば「もう引退して欲しい」「うるさい」といった反発心が高まっても、関わりをやめたいのに現状的に難しいときがあります。
持ち上げたりお礼を言うのもいいですが、相手はあなたより長い人生を歩んできた人です。
注意されたときは口答えせず黙って耳を貸し、素直に「すみません」「はい、わかりました」「気を付けます」との返事をしておけば話が終わる人は多いので、くどくど言われたくない人は謝って自分のミスを直しましょう。
時には他の人に「(年輩の)○○さんは本当に良い人なんですよ」と噂を振りまいておけば、本人の耳に入って前より快く接してくれるはずですよ。
さて、『人間関係が面倒くさいと思う時の5つの心の鍛え方』はいかがでしたか?
めんどくさい人を相手にしたほうが人間関係を築く上で勉強になり、少しでもメンタルを強くさせてくれます。
「あぁ言えばこう言う」で会話を通じ、面と向かって立ち向かうほうが神経を図太くするので、経験を増やして割り切ることを学び、ぜひ強い心を体得しましょう!
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