温厚なのに突然クレーマーに変身する人の7つの心理と特徴

温厚なのに突然クレーマーに変身する人の7つの心理と特徴

普段優しくて、無口で、不満なんか全然言わないのに、ちょっとしたきっかけで突然クレーマーに変身してしまう人がいますよね。

普段とのギャップがありすぎて、びっくりもしますし、そのような場面に遭遇するとどうしたらいいかわからない、けど怖いという、とても怖い体験をしてしまいますよね。

普段温厚な人がいきなりクレーマーになる心理には、「本当の自分とは違う」ストレスを上手く発散できていないことにありました。

そこで今回は、温厚なのに突然クレーマーに変身する人の心理と特徴を、対処方法を併せてお伝えします。


温厚なのに突然クレーマーに変身する人の7つの心理と特徴


1 忍耐力のある人!我慢できる分爆発すると怖い


普段、家族の世話や大変な仕事などを黙々と文句も言わずこなしている忍耐力のある人が突然クレーマーに変身したりします。

このような人は、不平不満がないわけではなく、言っても無駄だ、言わないことが美学というように不平不満を我慢してしまうのですが、それが蓄積されてしまい、ちょっと自分が大事にされていないという場面に遭遇すると爆発してしまうのです。

ですから、爆発した場面の怒りだけではなく、それより以前か蓄積されてきた怒りも一緒に爆発させてしまいます。

このような時、とにかくその人の感情を理解する姿勢を見せることが大事で、表面的な要求にすぐに乗らないようにしましょう。


2 無口な人!温厚そうに見えるだけ


温厚そう、という性格は「文句を言わない」という特徴を含んでいますね。

しかし、文句を言わないからと言って、不満がないかというとそうではないのです。

無口な人は文句も言いませんが、言葉として出すことでできるストレス発散もしないので、どんどんストレスがたまって行き、あるきっかけでそれが爆発し、クレーマーになってしまうのですね。

これを抑える方法は、無口な人には自分の思いを話し続けてもらい、嫌な出来事に対するストレスを発散してもらうことですので、クレームを付けた出来事に関係なくても話を聞いてあげましょう。


3 自分に自信がない人!普段は意見を言わないのに


いつも「みんなが決めたものでいいよ」と寛容なのに、あるきっかけで怒りだし、クレーマーになってしまう人は、自分に自信がなく意見は言えないが、その状況に納得できず我慢ができなくなった人です。

自分に自信がなくても、意見が全くないわけでありませんが、自分の意見を言えないので、自分の思い通りにはいつもならないというストレスを少しずつためてしまっているのです。

このような人には、まずは気持ちに寄り添った後に、どうしてほしいのかということを根気強く聞き出しましょう。

その希望に添えなくてもよいのですが、その希望に添いたいと考え努力しますという姿勢を見せると安心してくれますよ。


4 八方美人な人!温厚すら演じている


みんなから好かれたいと願い、誰にでもいい顔をしてしまう八方美人な人は、温厚そうという性格すら演じていますが、それは温厚だったら好かれるだろうという計算からです。

何もない時は「温厚そう」という仮面をかぶって過ごすことができますが、やはり本当の自分ではないのでそのギャップにより少しずつストレスがたまってきてしまい、とあるキッカケで怒り出しクレーマーになってしまうのです。

自分で選んで演じている八方美人なのでこちらから打つ手はなさそうですが、それでも感情に寄り添い、ただただ言い分を聞いてあげるという基本的な姿勢は崩さずに対応してください。


5 世話焼きな人!好意があるからこそ怒り出す


愛情深く他人の世話を焼く人は、世話を焼いている人に裏切られると猛烈に怒り出します。

せっかく手をかけてやっているのに!という激しい怒りにさらされるとどうしたらいいかわからなくなってしまいますよね。

このような人は、好意があるから怒り出すのですから、その好意からの行動を振り返り感謝の意を伝え、あなたの好意をしっかり受け止めて感謝していますと理解してもらいましょう。

そして、なぜそんなにも怒っているのかをゆっくり話してもらい、その人の「怒りポイント」を明確にし、解決の糸口にしてください。


6 周囲に合わせる人!徐々にストレスをためていく


何かを決めるとき、周囲の状況を見て自分の振る舞いを決定するような人は、波風を立てたくなくてそうしていることが多いのですが、本人も知らないうちに少しずつストレスをためていきます。

自分の思い通りに振舞ってはいけないと自分を禁じることはとてもストレスフルなので、自分に対して怒りを持っていることもありますが、それが些細なきっかけで爆発し、クレーマーになってしまうのです。

こういう人は激しい怒りを持っていますので、まずその怒りを出し切ってもらうために、感情に寄り添いましょう。


7 感情が穏やかな人!ストレス発散ができなくて


いつも穏やかで、喜怒哀楽をあまり表に出さない人は、感情を表出することで解消できるストレスを解消できずに自分の中にためてしまっています。

自分が感じた感情を表に出すことはとても大事で、表に出せればカラッと次に行くことができるのですが、「男は泣かないの」や「女は笑ってないと」という価値観がある人はなかなか感情を表に出すことができません。

感情を表せないことによるストレスがだんだんたまっていって、些細なきっかけで爆発してしまうのですね。

この時、どのような感情が表れてくるかと言いますと、まず感情を抑えられてきたことによる怒りが出てきまして、そのあと人によっては悲しみ・寂しさが出てきますので、出てきた感情を止めようとせずに全部出してもらって感じてもらってください。

このような人に対応するときは、一目につかないところで思う存分泣くことのできるような場所がいいでしょう。


温厚なのに突然クレーマーに変身する人の心理や特徴、対応方法についてお伝えしましたがいかがでしたか?

「温厚そう」というのはあくまで他人の見方であって、本人としてはそのつもりは一切ないことありますし、逆に本当はそうではないのに演じていることもあります。

共通しているのは、本人が感じているストレスを適切な形で発散させていないことですので、そのストレスが爆発してクレーマーに変身してしまったときは、何に由来するストレスかを見極め、優先的に発散させてあげることが重要です。

温厚なのに突然クレーマーに変身してしまう人の心理や特徴を理解して、効果的な対処をしましょうね。

まとめ

温厚なのに突然クレーマーに変身する人の7つの心理と特徴

1 忍耐力のある人!我慢できる分爆発すると怖いので感情を聞いてあげよう
2 無口な人!温厚そうに見えるだけで不満はあるので発散してもらおう
3 自分に自信がない人!意見を言わないので聞き出してあげよう
4 八方美人な人!温厚すら演じているが感情を聞いてあげよう
5 世話焼きな人!好意があるからこそ怒り出すので感謝を示そう
6 周囲に合わせる人!怒りを表現してもらおう
7 感情が穏やかな人!抑えている感情を聞いてあげよう


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