入居したのは事故物件かも!異変を感じたらやるべき5つのこと

入居したのは事故物件かも!異変を感じたらやるべき5つのこと

「自分が入居したのは、ひょっとして事故物件かも」と心配していませんか?

あるいは、事故物件だと分かっているのに、安いからという理由で入居を決めようとしていませんか?

もしもあなたが入居した物件が、本当に事故物件であったなら、かなりの確率で地縛霊が部屋にいることになります。

この場合、対応は困難ですので、事故物件の関する知識を、事前に身につけておく必要があります。

そこで今回は、入居しようとしている部屋が事故物件かどうかの見分け方、入居してわかったときの対処法についてご紹介します。


入居したのは事故物件かも!異変を感じたらやるべき5つのこと


1 入居前に徹底的に調べる


物件の中で、過去に自殺や殺人事件、不審死や孤独死があったものを総称して、一般に事故物件と呼ばれています。

物件内でこういった死に方をした人は、地縛霊となって物件内に居座るケースもあり、それが「異変」となって現れます。

もしも本当に地縛霊がいる事故物件であった場合、対応はほぼ不可能です。

ですので、あなたがもしも事故物件への入居を考えているなら、絶対に入ってはいけません。

事故物件の情報は、インターネットである程度事前に調べることができます。

これからあなたが生活をする大切な場所なのですから、徹底的に調べましょう。

現地に足を運ぶ労力も、怠ってはいけません。

住民にもあいさつをして、「この部屋に入居を考えているのですが、過去に何かおかしなことはありませんでしたか?」と聞いてみることも必要です。

まずは、あなたが入居しようとしている物件をよく調べ、「事故物件ではない」との確信を得てから、行動に移すことを心がけてください。

安易な決断は、禁物です。


2 心理的瑕疵(かし)があるかどうか、貸主に事前に確認する


事故物件というのは一般に呼ばれている通称で、法律的にはこういうものを「瑕疵(かし)」と呼びます。

瑕疵というのは、「問題」「欠陥」のような意味です。

つまり、電線や配管など、物理的にはしっかりメンテナンスされて、瑕疵がなかったとしても、「部屋に地縛霊がいる」というのは重大な欠陥ですから、これも瑕疵だということです。

瑕疵のある物件に関しては、貸主は借主に対し、告知義務、説明義務があります。

要は、貸主は、事故物件かどうかを、ちゃんと事前にあなたに伝えなければならない、ということです。

事故物件の場合、物件の詳細チラシに「告知事項あり」と書いてあることがあります。

こういう細かい情報を見逃さないようにし、「告知事項とは何ですか?」と遠慮せずに尋ねるようにしましょう。

不動産会社には説明義務があり、これを怠ると説明義務違反になりますので、あなたは遠慮せずにどんどん物件についての説明を求めるべきです。

こういう確認を怠って事故物件に入ってしまうと、もう取り返しがつきません。


3 法務局で相続情報を調べてみる


あまり知られていませんが、法務局へ行けば、物件の登記簿を見ることができます。

もしもあなたが物件の購入を考えているなら、その物件の相続情報を調べてみましょう。

家主が死亡した場合、長男など他の誰かが相続していますから、これらの情報も登記簿には記載されています。

このとき、相続の年月日が「不詳」や「下旬」など、あいまいな表現になっているものは要注意です。

相続日とはつまり、家主が死亡した日ですから、相続日不詳とは、死亡日が不詳であることを意味します。

死亡した日が分からない、というのは、孤独死で何日も放置されていたり、何かの事件に巻き込まれた可能性があります。

誰でもすぐに調べられる情報ですから、「登記簿で相続の情報を調べられる」という情報も、事故物件に入らないためのスキルとして、覚えておきましょう。


4 霊への対応はできないと知る


生きている人間は、霊には対応できないということを、まず認識してください。

安いから、という理由で、安易に事故物件への入居を決めてしまうのは、絶対に禁物です。

霊に対し、きちんと対応できる人というのは、世の中に何人もいません。

仮に対応してくれる人が現れたとしても、あなたはその人がちゃんとした霊能者であるかどうかを、見極めることができますか?

霊能者によっては、高額な料金を請求するケースもあります。

それで解決すればまだしも、料金だけ取られて問題が解決しなければ、完全に取られ損です。

また、除霊を依頼すると、除霊の御札を部屋中に貼られることもあります。

あなたは、そんな御札だらけの部屋に今後も住みたいですか?

しかも、そのお札に効果があるのかどうかを、確認する方法すらないのです。

もしも異変を感じたら、自分では地縛霊に対し何もできません。

まずはこのことをしっかり認識しておいてください。


5 早急に引越しを検討する


もしも本当に事故物件であったら、霊に対応しようとすることはやめ、真剣に引越しを考えてください。

家賃の前払い分は、授業料と思ってあきらめましょう。

お金で人生を計ってはいけません。

生きている人間は、霊には勝てません。

霊に対して、何かをしようと思わないことです。

あなたが霊に関わられる、あるいは取り付かれる、というリスクは、お金では換算できません。

今の数年の安い家賃のために、今後一生を棒に振っても構わないのですか?

少なくとも、正しいかどうかの保証もない霊能者に大金を払うくらいなら、早急に次の住まい検討して、そのために行動したほうがよっぽど建設的です。

あとは、違約金や前払いの家賃など、どの程度家主が相談に乗ってくれるか、ということだけです。

また、これまでにご紹介してきたとおり、瑕疵(かし)の説明責任を、家主に対して追及することもできますから、引越しの費用を負担させるなり、敷金を返させるなどして、少しでもあなたに有利になるように、引越しを進めていきましょう。


さて、『入居したのは事故物件かも!異変を感じたらやるべき5つのこと』はいかがでしたか?

まずは、「事故物件には入居しない」と強く心に決めることが先決です。

たとえ安さでトクをしても、地縛霊のリスクには、全く釣り合いません。

そうならないための事前の努力が最も大切である、ということが、お分かりいただけたでしょうか。

もしもあなたの部屋に、地縛霊がいることが分かったら、霊に対して何かしようなどとは考えず、ぜひ、早々に引越しの準備を進めてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

入居したのは事故物件かも!異変を感じたらやるべき5つのこと

1 入居前に徹底的に調べる
2 心理的瑕疵(かし)があるかどうか、貸主に事前に確認する
3 法務局で相続情報を調べてみる
4 霊への対応はできないと知る
5 早急に引越しを検討する


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