レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスにさらされた際に、それに適応出来る精神力や耐久力の事です。
ストレスに強いか弱いかは、このレジリエンスに左右され、レジリエンスがない人は、人生そのもの、仕事や恋愛などでの成功の可能性が制限されることがあります。
そこで今回は、レジリエンスの詳細、さらにストレスに打ち勝ち乗り越える精神を鍛え育てる具体的な方法をご紹介します。
レジリエンスとは?ストレスに打ち勝つ強い心を育てる5つの方法
1 自分に合ったリフレッシュ方法を見つける
ストレスを発散するには、心身のリフレッシュが大切です。
ストレスは、溜まり過ぎたり、放っておくと、心や身体の病気なってしまう程怖い物です。
健やかな身体や心の為に、発散する事がとても大切なのです。
リフレッシュと一言に言っても、その方法は様々です。
スポーツをして汗をかく、旅行、好きなドラマや映画、音楽鑑賞、カラオケ、ヨガや瞑想、山や海等の自然に出掛ける、趣味に没頭する、ショッピング…
挙げればキリがありませんが、何でも良いのです。
自分が好きな事、したい事をしましょう。
1人の時間が好きなら、週に1度は1人で好きな事をする時間に充てて下さい。
逆に、1人よりも友人と過ごす事が好きなら、思い切り語り合ったり、一緒に出掛けたりしても良いですね。
これをすると気持ちがスッキリして、リフレッシュ出来ると感じる事を見つけて下さいね。
そして、1日の中で少しずつ時間が取れるなら、毎日リフレッシュタイムを作っても良いですし、週に1回リフレッシュデーを作っても良いですね。
たかがストレスと甘く見ていると、心がキャパオーバーになり、病気になってしまいますので、定期的なリフレッシュが大切なのです。
2 自己嫌悪から抜け出す
レジリエンスが弱い人の特徴の一つに、自己嫌悪が挙げられます。
自分に自信がない為、困難な場面に立たされた時に、無理だと言って逃げ出したり、心が潰れてしまうのです。
自分を認め好きになる事は、強い心を育てるにはとても大切です。
自己嫌悪から抜け出す為には、まず他人と比べるのを辞めましょう。
何かと他人と比べ、自分が劣っていると感じてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう人が多いのです。
どうせ自分なんか、自分は何をしてもうまく出来ないと、どんどんネガティブになってしまいます。
その悪循環から抜け出す為には、自分の好きな事を探してみて下さい。
いきなり自分を好きになるのが難しい場合は、好きな事や得意な事を見つけ、それが出来る自分を褒める事から始めると良いですよ。
3 「自分には出来ない」から「自分なら出来る」へ
自分には出来ないと決め付けてしまうと、逆境に立たされた時に、立ち向かう事が出来なくなります。
頑張ってもどうせ無理だと、諦めてしまうのですね。
それでは、いつまで経っても強い心にはなれません。
逆境に打ち勝つ為には、自分には出来る、絶対にやり遂げると言う気持ちが必須です。
初めは、本心から思ってなくても良いのです。
「私なら出来る」「絶対にやってやる」と、繰り返し口にし、自分に言い聞かせてみて下さい。
それを繰り返す事で、少しずつ自信を持つ事が出来るようになります。
4 小さな目標を達成する事を習慣化する
挫折ばかりだと、自信を無くし、自分には何も出来ないとネガティブになってしまいますね。
逆に、目標を達成すると、自信が付きますよね。
その自信が、心を強くし、レジリエンスを高めるのです。
大きな目標であればある程、大きな自信となりますが、いきなり大きな目標を達成するのは、簡単では物ですね。
そこでおすすめしたいのが、小さな目標を立て、それを達成する繰り返しです。
例えばダイエットなら、間食を一切止めて2ヶ月で5キロ痩せる!と最初から大きな目標ではなく、今日1日間食しない!と、小さな目標からスタートするのです。
そして、それをクリア出来たら、「よく出来た!」と思い切り自分を褒めましょう。
そして、明日も間食しない!と目標を立て、クリア出来たらもう1日…と繰り返すのです。
それを繰り返していく事で、最終的にダイエットに成功出来たら、とても大きな自信になります。
あまりに大きな目標は、努力も並大抵ではありません。
まずは、ほんの少し頑張ればクリア出来る事から始める事がポイントです。
何の努力も無しに達成出来る事では、達成出来ても、自信には繋がりません。
この小さな自信が、やがて大きな自信となり、レジリエンスを高めてくれます。
5 信頼出来る相手を大切にする
レジリエンスや、強い心は、自分自身の問題です。
ですが、人間関係に大きく左右されます。
例えば、心から信頼が出来て、本音を語り合える相手がいる人といない人では、圧倒的に前者の方が強い心を持っています。
人は、1人きりでは生きられません。
孤独を感じていても、必ず誰かの力になったり、力になってもらったりしているものです。
本音を語り合える相手がいる事で、自分を褒めて認めて貰えたり、時には叱って貰えたり、人は成長出来ます。
信頼出来る相手に依存するのではなく、お互いに支えたり、尊敬し合ったり、叱咤激励し合える事が大切なのです。
本当に信頼し合える人と言うのは、そう簡単に現れるものではありませんので、大切にして下さいね。
さて、『レジリエンスとは?ストレスに打ち勝つ強い心を育てる5つの方法』はいかがでしたか?
ストレスや、困難を乗り越える為の術を知っているかどうかは、人生を左右すると言っても過言ではありません。
ストレス社会と言われる現代で、困難に飲み込まれない為にも、レジリエンスを高め、より良い人生を送って下さいね。
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