貧乏気質な人が抱えているケチでせこい性格を変える5つの方法

貧乏気質な人が抱えているケチでせこい性格を変える5つの方法

「節約家」ならまだしも「貧乏気質」と言われると、ケチ、みみっちい、がめつい……など、あまり良いイメージはわかないですよね。

なかには、そんな性格を変えたいと思っている人もいるかもしれません。

節約すること自体は悪くありませんが、これがケチの領域にかかってくると、あなた自身の性格もギスギスしてきますし、周りからもちょっと距離を置かれてしまう可能性が出てきます。

ですが、性格の1つと思われる「貧乏気質」も、ちょっと見方や考え方を変えることで、改善することは十分可能です。

そこで今回は、節約とはちょっと違う、ケチでせこい部分を改善する方法をご紹介します。


貧乏気質な人が抱えているケチでせこい性格を変える5つの方法


1 安いからよいというものではないと知る


貧乏気質な人は「節約」が大好きですが、その節約は「ケチ」になっていないでしょうか。

節約とケチの違いは、その行為が無駄か否かです。

例えば、特売品を「安いから」と買い過ぎてしまったり、ガソリン代をかけてまで、遠くの激安店に行ったりしていませんか?

貧乏気質を治すためにも、遠くの激安より、近くのワンランク上を心がけるようにしてみましょう。

「安かろう・悪かろう」では結局、安物買いの銭失いになってしまいます。

だったら最初から、ちょっと値段が張っても、質の良いものを購入したほうが、長い目で見て得なのです。

目先の利益にとらわれず、長いスパンで物事を見るようにするとよいですね。


2 他人のためにお金や労力を使ってみる


貧乏気質の人には、「他人におごる」「なにかをプレゼントする」という感覚がありません。

自分の損得を考えたら「他人に対してお金を使う」なんてもってのほかですよね。

ですがちょっと待ってください、実は、他人に適度にお金を使うことで、お金では買えないものが還ってくる可能性が大きいのです。

例えば

  • 他人に対して良いことをすると、感謝される
  • あなたのイメージアップにつながる
  • 好意の返報性が発生する可能性が高くなる

などです。

もちろんこれは、お金に限ったことではありません。

貧乏気質の人は、自分自身を第一に考えてしまいがちですが、他人のために使う労力も、けして無駄にはならないのです。

あなた自身も「いいことをした」と精神的に満ち足りることがあるでしょう。

適度に、他人のために労力やお金を使うことは、決して損にはなりません。


3 費用対効果に重点を置いて考えてみる


貧乏気質の人は、なにかを購入するとき、真っ先に「安い方」を選びがちです。

確かに、良いものを少しでも安く購入できるなら、それに越したことはありませんが、ただ安いだけで品質を考えないのは、ちょっと困りものです。

安くてもすぐに壊れたり、不具合が起きてしまったりするようでは、結局、修理費やら買い替えやらでお金がかかりますよね。

それならば最初から、少々値段が張っても、長く安心して使えるものを購入したほうが、最終的にかかるコストを抑えることができます。

よく使うものを安く買い、何度も買い替えるよりは、最初は少々値が張っても、ずっと使える方が3か月後、5カ月後と消費金額を見た時に、その差が一目瞭然となるはずです。

貧乏気質を治すためにも、物は金額だけではなく、「耐久性」「利便性」「デザイン」など、質を見て決める癖をつけるようにしましょう。


4 質の良いものを長く使う方がお得と心得る


貧乏気質の人は、知らずその気配が表面に現れます。

安いものに囲まれ、安いものばかりを買いあさろうとする姿勢は、「みみっちい」「ケチ」と思われてしまいますし、あなた自身も「なんだか安っぽい人」というレッテルを張られてしまいます。

だったら少々お高めでも、質の良いものを大切に使う方が、「物持ちの良い人」として評価が高まりますし、あなた自身も貧乏気質には見られません。

なにより、無意識のうちに、持ち物にふさわしい自分であろうという気持ちが高まるため、あなた自身の人間としての質も向上します。

だいたい、1円単位~数十円単位の節約のために、遠くまで時間や労力をかけるのはかえって無駄な場合が大変多いです。

だったらその分を、別の生産性のあることに使う方が有意義ですよね。

安いものを購入しまくるよりも、質の良いものを長く使う方がお得と心得ましょう。


5 貯蓄額と一緒に消費額も決めてみる


貧乏気質の人は、いくら貯蓄するかよりも、いくら浪費しないかを先に考えます。

しかしこれでは、いつまでたっても貧乏気質が治りません。

貧乏気質を治そうと思うなら、貯蓄額はもちろん、消費額も決めるようにしてみましょう。

ケチな人は「お金を使う」ことに慣れていませんから、その苦手を克服するためにも1か月いくら使う、と決めてその分を使いきるようにするのです。

ここで、「余らせて貯蓄に回そう」と考えてはいけません。

使うと決めた分は使い切る、これで「より安いものを買わなければ」という精神的なストレスから解放されますし、消費額に余裕があれば、物の質を見極める目を養うことができますよ。

結果的に、ある程度の金額で長く使えるものを購入できるための訓練へとつながっていくのです。


さて、『貧乏気質な人が抱えているケチでせこい性格を変える5つの方法』はいかがでしたか?

貧乏気質な人は、目先の安さに気をとられ、先を見る癖がついていません。

これでは巡り巡ってお金がたまらないばかりか、日常生活でも損をすることばかりです。

また、貧乏気質は人間性も左右します。

ケチな人、みみっちい人と言われないためにも、先のことを考えて買い物をしたり、労力を使ったりするようにし、値段に惑わされて不必要なものや分量を購入しないような目を養いましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

貧乏気質な人が抱えているケチでせこい性格を変える5つの方法

1 安いからよいというものではないと知る
2 他人のためにお金や労力を使ってみる
3 費用対効果に重点を置いて考えてみる
4 質の良いものを長く使う方がお得と心得る
5 貯蓄額と一緒に消費額も決めてみる


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