あなたは輪廻転生を信じますか?
現世に生を受けたあなたにも、幾度の過去世があるのです。
そして、現世での生涯を終えると、来世へと生まれ変わります。
魂はそうやって肉体を変え、生まれ変わりを繰り返すのです。
つまり、現世でのあなたの生き方で、来世のあなたの魂が幸せになるかどうかが決まるのです。
そこで今回は、来世での幸せに備えて現世でやるべきことが何かをご紹介します。
来世での幸せに備えて現世でやるべき5つのこと
1 全てのものへ感謝の気持ちを持つ
これは、生きる上での基本です。
当たり前のように繰り返される毎日に感じますが、そこには、当たり前など存在しません。
あなたがこの世に生を受けた事も、ご先祖様や、おじい様おばあ様、ご両親あっての事です。
先人達への感謝はもちろん、その命ある事にも感謝しなければなりません。
お墓参りや、神社、寺院に出掛けたり、神棚や仏壇に手を合わせ、ご先祖様や神仏に手を合わせる事を忘れないで下さいね。
そして、あなたの人生に関わる人々、食べ物が頂ける事、仕事がある事、大地、空、地球、宇宙…
様々なものがあってこそ、私達は生きていられるのです。
その事を常に意識し、全てのものへ感謝をしましょう。
なんでもない1日こそ幸せだという事を忘れず、寝る前には、その日1日無事過ごせた事に感謝する事が大切です。
そして、日頃から、「ありがとうございます」と口にする事を習慣化して下さいね。
2 敬う心を持つ
敬う心、つまり尊敬する心です。
神仏やご先祖様はもちろん、誰に対しても、尊敬の念を持つように心掛けましょう。
たとえ苦手な人が相手であっても、どこか1つでも尊敬出来るところを探し、敬うように努めましょう。
すると、他者に対する嫌悪感や憎悪が少しずつ軽減します。
憎悪心などのネガティブな念は、幸せを遠ざけます。
感謝や尊敬というのは、とてもポジティブな念なのです。
その念から出る、良い言葉もまた、とても良いエネルギーを発します。
例えば、ありがとうや、楽しい、尊敬します、愛しています、許しますなどの言葉達です。
現世で、人を批判したり、嫉妬や憎悪の念ばかり持ち、悪口ばかり発していると、そのネガティブなエネルギーに魂は穢され、そのまま来世にも引き継ぐ事になってしまいます。
他者を敬い、ポジティブな念を常に持ち、良い言葉を発する事で、あなたの魂に良いエネルギーが満ち、幸せを引き寄せます。
悪いエネルギーは切り離し、良いエネルギーを来世に引き継ぎましょう。
3 人への奉仕をする
現世で、己の為だけにしか生きられない人は、来世で幸せになれるとは言い難いです。
人間は誰しも、1人で生きている訳ではありませんね。
助け合い、支え合い生きています。
他者の為に動き、奉仕が出来る人ほど、来世の幸せが大きくなるでしょう。
困っている人に手を差し伸べたり、自分の持っているものを誰かにあげたり…
これは、物質的なものの援助の事だけではなく、思いやりの心や、相手を慈しむ心も指します。
積極的にボランティア活動をしてみる事も素敵な奉仕ですね。
見返り、利益を求めずに、人の為に尽くす事こそ奉仕なのです。
自分さえ良ければ良いという身勝手な生き方ではなく、思いやりを持ち、相手の立場になって考え行動出来る人を目指して下さいね。
損得勘定なく、相手の事を心から思い何かが出来る、そんな現世を過ごす事で、あなたの心は豊かになり、現世だけでなく来世の幸せも引き寄せる事が出来ます。
4 謙虚さを大切にする
年齢や経験を重ねると、謙虚さを忘れがちになるものです。
自分の経験や知識に慢心し、他者に対して傲慢になってしまったり、見下してしまったり…
誰でも一度は、相手を自分よりも下だと思ってしまった経験があるのではないでしょうか。
容姿や学歴、才能も然りですね。
自分の方が優れている、恵まれていると、優越感や小さな幸せを感じてしまうのです。
人一倍の努力をしてきたり、自分で道を切り開いてきた人ならば、尚更感じる事でしょう。
努力をしてきたからこそ、自分は他者よりも上だと。
ですが、その慢心こそ、来世での幸せを妨害するのです。
例えば、経験や知識をひけらかすこと無く謙虚で、社員の気持ちを考えられる社長さんと、仕事は敏腕だけれど、社員に横柄で、権力を行使する社長さんでは、どちらが人から好かれ、幸せかは一目瞭然ですよね。
人生は一生修行です。
どれだけ歳を重ね、経験を積もうとも、日々学んでいるのです。
自分よりも、年下だったり、知識や経験が無い人から学ぶべき事もあるでしょう。
その事を忘れずに、決して奢らず、誰に対しても謙虚な姿勢で接して下さいね。
5 善根に努める
善根(ぜんこん)とは仏教用語で、功徳を積む、つまり良い行いを積む事です。
仏法的にいえば、写経や読経、祈り、お寺を造ったり、仏像を造ったりする事が善根に入ります。
信仰があり、読経や写経、祈りを習慣化されている方もいますね。
そうでなくても、お墓参りや、神棚やお仏壇に手を合わせる、神社や寺院を訪れる事は誰にでも出来ます。
ご先祖様や、神仏に日々感謝をする事は、とても大切な善根なのです。
また、日常生活の中でも、良い行いを心掛けましょう。
大それた事でなくても良いのです。
一日一善というように、毎日、何か1つ良い行いをする事から始めてみて下さい。
公共交通機関で席を譲る、街中でゴミを拾う、マナーを守るなど…
そんな些細な事でも良いのです。
逆に、マナーを守らなかったり、人を傷つけたり裏切るような行為、イジメや暴力など、道徳に外れるような行為などは、幸せは逃げて行ってしまいます。
優しい心を持ち、小さな事から、良い行いの貯金をしてみましょう。
さて、『来世での幸せに備えて現世でやるべき5つのこと』はいかがでしたか?
現世での自分の生き方で、来世の幸せが左右されるのです。
つまり、未来の自分が幸せにしてあげられるのは、今の自分だという事です。
来世での幸せの為に…!と意気込む必要はありません。
ここまでご紹介してきたように、来世での幸せに備えるてやるべき事とは、現世を生きていく上で大切な事ばかりなのです。
つまり、現世での自分の幸せにも繋がるのです。
功徳を積み、現世、そして来世の自分も、幸せいっぱいにして下さいね!
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