厄年に厄祓いに行かれる方は多いですが、厄年に限らず、なんだか良くない事ばかりが続く、、、そんな時にも、お寺や神社で厄祓いを受ける事を考える方もいらっしゃるでしょう。
お寺や神社に出向き、ただご祈祷を受ければ良いと思っていませんか?
実は、厄祓いには、正しいやり方は勿論、してはいけない事もあるのです。
そこで今回は、絶対やってはいけないNG厄祓い、正しい厄祓いの方法をご紹介します。
厄祓いが逆効果に!絶対やってはいけないNGな厄祓い方法5つ
1 信仰の違う祈りをする
厄祓いに行く場所を、何を基準に決めますか?
近所だから、厄祓いで有名な場所だから、人それぞれ基準はありますよね。
ですが、一番大切なのは、自分の信仰と合った場所であると言う事なのです。
個人やその家族によって、信仰する宗教が違いますよね。
極論を言えば、仏教徒なのに教会で祈ると言うような、信仰の違う祈りは、一番してはいけません。
また、仏教にも様々な宗派があります。
ご自身が無信仰だとしても、ご家族や御先祖様、お仏壇の宗派が何かを聞いて、その宗派を重んじて、厄祓いして頂くお寺を決めて下さいね。
神棚があり、神道を信仰しているのなら、神社になります。
2 自分の厄の意味を理解していない
これは、意外と当てはまる方が多いのです。
厄年だからとりあえず厄祓いに行っておこう、と恒例行事のように行くだけでは、意味はないのです。
一言に厄年と言っても、性別、それぞれの年齢で、厄の意味が違います。
また、厄年は、正式には、厄年に入っていく前厄、本格的に気を付けなければならない本厄、徐々に厄が明けて行く後厄、と言うように3年あります。
自分の年齢の厄とは何なのか、3年の過ごし方や意味を、しっかり調べましょう。
3 あちこちに厄祓いに行く
1度厄祓いしてもらったけれど、たまたま旅行先に有名な神社やお寺があったから、ここでもしてもらおう!と安易な気持ちで、厄祓いを受ける方が少なくありません。
お金を払うのは自分だし、お祓いなんだから何度受けても良いだろうと考えてしまうのです。
ですが、この行為は絶対にしてはいけない神仏への冒涜です。
神仏は、こっちがダメならあっち、と比較したり天秤に掛ける物ではありません。
あちこちでお祓いをして頂き、あちこちの神仏から護って頂こうと言う考えも、勿論通用しません。
安易な気持ちであちこちにお願いするような人を、神仏は護っては下さいません。
信仰に沿った一箇所で厄祓いをお願いし、その神仏にお祈りし、お護り頂く、と言う事を必ず守って下さいね。
4 自分の方位の吉凶を知らない
人にはそれぞれ、吉の方位、凶の方法があります。
最もポピュラーな方位は、風水学による方位です。
自分の方位を知っている方は、少ないのですが、方位のエネルギーは強く、とても大切な事です。
引越しや、家を建てる時等には、古くから用いられてきたのです。
また、旅行先を決める時にも役立ちます。
風水学のサイトで、自分の吉凶方位を知る事が出来ますので、まずは自分の方位を調べましょう。
方位を調べたら、正しく方位を図って下さいね。
だいたいこっち、等曖昧ではいけません。
地図や、地図のアプリを使い、きちんと図りましょう。
厄祓いに行く際には、自分自身の吉方位と、厄祓いに行く日の吉方位を見て下さい。
凶の方位へは行かないようにして下さいね。
方位は、人生において大切な役割を果たしますので、しっかり調べて、様々な場面で活かして下さいね。
5 ご祈祷代のみを納める
ご祈祷代以外に何があるの?と思われるでしょう。
通常厄祓いに行くと、内容により、決まったご祈祷代が記されており、その代金を納めますね。
このご祈祷代と言うのは、言わばお祓いして下さるご住職や神主様、寺院や神社への必要経費なのです。
ですが、厄を祓って下さるのは神仏です。
では、神仏へのお礼は何なのかと言う事になります。
厄祓いを受ける御本人の気持ちで、お供えをするのです。
少しのお米、清酒が良いでしょう。
この際気を付けなければならないのが、家に余っている物ではいけない事です。
きちんと、新しく購入した物をお供えして下さいね。
家に沢山あるからこれでいいや、ではいけません。
お供えする為に、心を込めて用意する事が大切です。
持参したお供えは、ご祈祷前に、ご住職や神主様に、お供えさせて頂きたいと伝えて渡せば、お供えして頂けます。
無償では厄は祓えません。
無償と言っても、神仏は金銭は求めませんので、感謝とご挨拶を込めて、お供えさせて頂くのです。
とても大切な事ですので、是非実践して下さいね。
さて、『厄祓いが逆効果に!絶対やってはいけないNGな厄祓い方法5つ』はいかがでしたか?
ただ行けば良い訳ではなく、やってはいけない事、やらなくてはいけない事があるのです。
困った時だけ神仏に頼っても、聞いては頂けません。
感謝の気持ちを持ち、厄祓いの意味をきちんと理解して下さいね。
そして、厄祓いを正しく受け、厄災を乗り切りましょう!
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