月の満ち欠けに沿った生活リズムで幸せを引き寄せる5つのポイント

月の満ち欠けに沿った生活リズムで幸せを引き寄せる5つのポイント

月の満ち欠けを見ると、不思議と気持ちが落ち着くってことはありますよね。

まるで月と自分の波動が一致しているかのような、そんな不思議な経験をされた方もおられることでしょう。

そこで今回は、月の神秘に迫るとともに、月の満ち欠けに意識を向けた生活を取り入れることで、幸せを引き寄せるポイントをご紹介します!


月の満ち欠けに沿った生活リズムで幸せを引き寄せる5つのポイント


1 私たちの中に培われてきた月への意識


日本における暦の足跡

現在私たちは新暦(太陽暦)を使っていますが、604年〜1872年までは旧暦(太陰太陽暦天保暦)という太陽と月の運行日数を加味した暦が使われていました。

さらに縄文時代にさかのぼれば1万年を超える歴史の中で月の満ち欠けに基づいた陰暦が使われていたと考えられています。

そこには、私たちの祖先が日本という土地に合わせた四季折々の自然の恵みを大切に生き抜くための工夫や知恵があり、それは日本の自然と気象に見事に沿ったものでもありました。

月への親しみと日本人の感性

『中秋の名月』お月見は現代でも風習として残っています。また日本最古の物語と言われる『竹取物語』は『かぐや姫の物語』として広く親しまれています。

古事記や日本書記、万葉集などの日本文学史の多くに月を題材としたものが残っていることや、月見を目的とした工夫が凝らされ建てられている桂離宮や銀閣寺などの建築物からも言えるように、そこには先人たちの月に対する独特な感性がエッセンスとして時を超え今も私たちの中に流れ続けているのです。

日本人において月とはまさに心を映す鏡として遥か昔から親しまれてきたのです。


2 月のサイクルとエネルギー


ほんの少しだけ月への知識を深めて、月の満ち欠けを意識したライフスタイルを始めてみませんか?

それは、これまで自分でも意識していなかった身体や心の声に耳を傾けることにもなります。月の満ち欠けに沿った過ごし方をすることで、自然に順応して、心も体もより快適になって行けるのではないでしょうか。

月のサイクル

月は地球の周りを『新月-上弦の月-満月-下弦』を繰り返し、約28日間かけて1周公転することを繰り返しています。

これが私たちの目から見れば月の満ち欠けのように見えるのですね。

月の満ち欠けによるエネルギーの移行

・新月から満月『上弦』(月が満ちていく期間)
・夢を実現させてゆくエネルギー

満月から新月『下弦』(月が欠けていく期間)

・内面を癒しグラウディングするエネルギー


3 幸せを手に入れる実践ポイント


【新月】浄化解毒発散作用

太陽、月、地球の順にほぼ一直線に並んだ状態が新月で、地球に及ぼす重力が強くなります。地球から見ると太陽と月が同じ方向になるため、月が太陽の明るさに隠れ目視できない状態になっています。

この月(陰)と太陽(陽)が重なることにより、潜在意識と顕在意識のバランスが統合されることで、あなたの本当の思いに気づくことができます。

この時期に始めたことは成就に繋がると言われていますので、新月のパワーに乗って一気に願い事や夢を叶えて行きましょう。

新月にオススメすること

アファメーション(肯定宣言)

用紙や日記などにペンで願い事を書きます。

書き方は肯定の宣言文となるようにすることが重要です(すでに願いは叶い、現実のものとなっていることをイメージし、文体もお願い調ではなく実現していることとして認めた形の文体にする)

・ダメな例
「ケンカしている友人Aとまた良い関係が築けますように、、、。」
・良い例
「 私は友人Aととても良い関係にあります。ありがとうございます。」

GOD BOX(悩み、心配事、願望を紙に書き開放や願望の成就をする)

①適当な大きさの箱を用意する(どんなものでも大丈夫です)
②紙に手放したい感情、願望、解決したことなどをありのまま書く(書きたいことが5つあれば、5枚の紙に分けて書く方法をお勧めします)
③箱に入れる、心を込めて感謝する
④月に一度くらい箱をチェックし、解決した問題や叶った願い事はそのままゴミ箱に捨てる

GOD BOXの注意点

・お願い事の数に関わらず、心から願うことのみを書きましょう。
・他人を自分の都合によって変えようとする意図のあることは書いても効果は得られないでしょう。
・新月以前に書くのは効果がありません。お願い事は必ず新月の時刻を過ぎてから8時間以内、遅くとも48時間以内に書くようにしてください(ボイドタイムを避ける)。
・文の最後に感謝の言葉を添えてください。

【上弦の月】吸収、成長、休養の作用

上弦の月は新月から満月の約14日間のことを指します。

体力が満ちていき体は栄養分を吸収しやすく、気力が充実し頭も新しいものを吸収しやすい時期になります。この時期は心にも体にもよいものを与えるとスムーズに身に付いていくでしょう(ただし悪いものを与えるとそれも身になってしまうので気をつけてください)。

また、新月に立てた目標に向かい、積極的に行動を起こし新しい基盤づくりをしていくのに適しています。

上弦の月にオススメすること

・規則正しい食生活
・新しい勉強にとりかかる
・基礎体力作りを始める(ヨガ、ピラティス、合気道など)
・積極的に活動する

【満月】吸収、成就の作用

太陽、地球、月の順にほぼ一直線に並んだ状態が満月で、新月の時と同様、地球に及ぼす重力が強くなります。

満月を迎えた時刻には吸収力が最高潮になります。達成、成就の時ですから新月の時にスタートした物事の結果が良し悪しに関わらず顕在化しやすくなるでしょう。
また、体は何でも吸収し太りやすい時ではありますが、逆に普段不足しがちな栄養分をビタミンなどのサプリメントなどで補うことで効果を得ることができます。

気をつけたい点は、満月には出血が多くなると言われていることから外科手術を受けるには向いていません。

満月にオススメすること

・ダイエットを始める
・月光浴をする
・パワーストーンの浄化(月のエネルギーをチャージする効果)
・クリスタルウォーターを作る

満月に気をつけたいこと

・暴飲暴食(特にアルコール、カフェインの摂取)
・衝動買い
・ネガティブな話題を避ける
・外科手術

【下弦の月】発散、解毒、固定の作用

下弦の月は、満月から新月までの約14日間のことを指します。

この時期は、満月の特徴が徐々に薄れ次の新月に向い、満ちたものを手放していく放出と解毒のエネルギーが流れる時期です。

この時期は清掃や断捨離に向いており、また満月にかけてスタートしたダイエットは吸収力が落ちていくこの時期のエネルギーに乗って引き続き行っていくと良いでしょう。

また、次の新月に向けての準備期間という位置づけにもなりますので、これまでのやり方を見直したりバランスを調整し直すには良い時期と言えます。

下弦の月にオススメすること

・美容室へ行く
・整理整頓、掃除、模様替え
・歯の治療や手術を受ける
・デトックス(プチ断食、サウナ、リンパマッサージなど)
・ホワイトセージで部屋の浄化


4 月の満ち欠けでキレイになる


【新月】リセット、デトックス

スタートの時期であるこの期間は、再生パワーが高まります。
この時期に日々変化しているお肌へのスキンケアを見直し、新たなアイテムを追加したり、オーガニックスキンケアに切り替えるなどには良い機会です。

また、身体に脂肪がつきやすいこの時期は旬の野菜、きのこ、豆類を中心とし、お肉は鳥の胸肉やささみなど低脂肪高たんぱくのものを摂るよう心がけましょう。

避けたい食材

・肉類(牛肉、豚バラ肉など)
・油料理、揚げ物
・塩分の高いもの

【上弦の月】基礎、浸透

月が満ちていく過程にあるこの期間、良し悪しに関わらず何でも吸収し溜め込みやすい期間になってきます。

この時期を利用してぜひ試していただきたいのが、お肌や髪への念入りなケアです。

保湿系のスキンケアをメインに、リッチな美容液などでアンチエイジングを図るにはもってこいの日です。 満月に向かってしっかりお肌やボディの基礎作りをしましょう。

また、身体にとってもこの時期は栄養を吸収しやすいので、ビタミンやミネラルを豊富に取り込みましょう。

ただし油断して、甘いものや塩辛いもの脂肪分の高いものを食べると、むくみが出たり、体重の増加につながりやすくなりますので気をつけて下さい。

避けたい食材

・プロセスフード(ハム、サラミ、ソーセージなど塩分が高く、食品添加物が多く含んでいるもの)
・チップスなどのスナック菓子
・ファーストフードやコンビニ弁当
・脂肪分の多い肉
・揚げ物
・糖分の高いスイーツ(ドーナツ、ケーキなど)

【満月】エネルギー、バランス

満月には強いエネルギーが秘められていると言われます。

気分が高揚しパワー全開になるなど特別なエネルギーが流れます。 こんな時期にはリラックスを心がけ心身のバランスをとるようにしましょう。

また、満月の日は身体への栄養吸収力がピークとなる時期ですので、細胞から活性化されるようなスペシャルケアを内側と外側から取り入れましょう。エステやスパに行くのもいいですし、アロマやシーソルト風呂に浸かる、あるいは温泉で月光を浴びながら露天風呂でリラックスできれば心から豊かになれるのではないでしょうか。

満月の日はつい暴飲暴食をしたい気分になってしまいます。あわせて身体の吸収力が最大になっているため、意識して自己管理をしていきましょう。
極力、白砂糖の入ったものは控え、満月のように丸みを帯びた野菜(キャベツ、カボチャ、ブロコッリー、カリフラワーなど)を摂取すると良いと言われています。

避けたい食材

・白砂糖の入った食べ物
・高脂肪、高カロリーな食べ物

【下弦の月】放出、解毒作用

この時期は、満月にかけて溜め込んでしまった不要なものを排出する力があり、身体の浄化機能を促進することができます。

こんな時期にこそオススメしたいのは、肌や頭皮のディープクレンジングや角質ケアです。半身浴やサウナ、リンパマッサージでデトックスするのもオススメです。

また、新月に向けて解毒効果が高まるのと同時に食べることへの欲求も少しずつ減っていくのでダイエットをするにはこの時期が適しています。

体を冷やすような食材を避け、栄養価と消化吸収率の高い果物や根菜類をメインに摂るよう心がけましょう。

避けたい食材

・ソーメンなどのつけ麺
・アイスクリーム、アイスコーヒー、清涼飲料水など


5 神秘的な三日月のパワー


日没近くになると西の空にその細く繊細な姿を現し、太陽の後を追ってすぐに沈んでしまう三日月は古代の人々にとって神秘的なパワーを宿す存在として崇められてきました。

それは主に女性の願いや悩みを見守り続け支えてきた心のよりどころであったようです。

実際に、三日月は新月から数えて月齢3日目の満月に向かって月のパワーが満ちていく時期です。

三日月が持つパワーは、女性性を高めるだけでなく、男女ともにその内面に秘めた美しさを引き出してくれます。また、恋の成就にも一役買ってくれるので、恋愛の願い事はこの日にしてください。


さて、『月の満ち欠けに沿った生活リズムで幸せを引き寄せる5つのポイント』はいかがでしたか?

日々の生活に追われ、文明社会に埋もれてしまいがちな私たちにとって、月に意識を向けることはあまりないかもしれません。ですが月は私たちが意識を向けなくとも常に地球と寄り添い私たちの進化の過程を見つめてきました。

そして、月の満ち欠けは今この時も人々の生命活動や精神面だけでなく、地球上のあらゆる生命活動に影響を及ぼしているのです。

ぜひこの機会に月の満ち欠けに沿った生活をスタートしていきましょう!

きっと、月が与えてくれるインスピレーションでもっとナチュラルな毎日を送れるに違いありません。

月の満ち欠けはインターネットやアプリでもチェクできますが、ベランダに出て月の観察を始める習慣をつけるのも素敵ですね。

ぜひ日常生活に取り入れてください!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

月の満ち欠けに沿った生活リズムで幸せを引き寄せる5つのポイント

1 私たちの中に培われてきた月への意識
2 月のサイクルとエネルギー
3 幸せを手に入れる実践ポイント
4 月の満ち欠けでキレイになる
5 神秘的な三日月のパワー


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