断捨離は自分にとって不要なものを手放し身の周りを綺麗にするだけではなく、心も整理して楽しい人生を送るという方法ですよね。
断捨離を実践して前向きに過ごしている方が多い一方、断捨離実践で失敗する方もいます!
特に多いのが、必要なものまで処分してしまい、あとで後悔してしまうケースです。
そこで今回は、断捨離でよくある失敗事例と、後悔しないための断捨離対処のコツをご紹介します!
断捨離で失敗した残念な事例と後悔しないための対処法6つ
1 断捨離で後悔!?その内容とは?
個人のブログ記事やニュースサイトの記事などで紹介されている断捨離の失敗談、思わず頷きながら読んでしまうという方も多いのではないでしょうか。
必要なものまで捨ててしまった、何を捨てたら良いのか分からない、、、など、断捨離を進めていくと、様々な問題が出てきます。
そこで、断捨離でありがちな失敗についてご紹介します。
特に多くの方が経験しているのは、必要なものまで捨ててしまうという失敗です。
そこで、失敗談でよく名前の挙がる、捨てて後悔したものをご紹介しますから、捨てるか捨てないかを判断する時の参考にしてください。
ご紹介したものの中には、思い出の品や復元が難しいデジタルデータなど、買い直しができないものも含まれ、処分してからだいぶ時間が経っても、後悔が消えないという方も少なくありません。
このような失敗を防ぐためには、ご自分の断捨離の仕方を一から見直してみることが大切です。
断捨離を成功させるためのコツや具体的な対処法を、次の章以降でご紹介します。
2 ものとの関係を再確認!じっくり断捨離のすすめ
断捨離の失敗の原因のひとつに、できるだけ多くのものを捨てなければならないという気持ちがあります。
断捨離でゴミ袋10袋分の不要品を処分できたなど、メディアでは処分量を強調して紹介されることも少なくないため、より多くのものを捨てるのが良いことだと思い込んでいる方もいるのです。
また、なかなか捨てる決心がつかないのは自分が優柔不断だからと、片付けが上手くいかない自分を責めてしまうという方も多いのです。
焦りや自分を責める気持ちが大きくなるほど、いざ断捨離を始めてみても、自分でものの必要性を的確に判断することはとても難しくなるため、失敗する可能性が高くなります。
今すぐに必要なものか不要なものか判断できない場合には、今回は判断を保留にして、保留用のボックスを用意し、その中に一時的に入れておくのがおすすめです。
保留用のボックスが物の定位置になってしまわないよう、期限を決めてその期限まで使わなかったら処分したり、少し時間を置いて中を見直したりしてくださいね。
まずは、焦る気持ちを抑えるためにゆっくり深呼吸してから、自分のペースで、ゆっくりものと向き合い、断捨離を進めていきましょう。
3 捨てるべきは執着心!ポジティブ思考で後悔知らず
ところで、断捨離の本来の目的をご存じでしょうか。
実は、断捨離はものを捨てることではなく「ものへの執着を捨てること」を目的としています。
断捨離で気持ちが前向きになったり、日常生活が楽しくなったりする方が多いのは、ものへの執着心に振り回されることがなくなるからなのです。
一方で、先程ご紹介した断捨離の失敗は、全て「ものへの執着心」によって引き起こされます。
ものへの執着を捨てれば、失敗もポジティブに捉えることができます。
思い出の品や余程珍しいもの以外の、殆どの物は買い直しがききますから、捨てた物にこだわり過ぎずに、今の自分に必要な物を、新たな気持ちで選ぶ楽しみにも目を向けてくださいね。
4 断捨離リバウンドを防ぐ!心の整理術!
どんな気持ちで断捨離に取り組んでいますか?
時間を忘れて楽しみながらやっている、今までにないくらい片付けが捗っている、という方はどんどん進めてもらってかまいません。
しかしながら、あまり気分が乗らない、気持ちばかり焦って体が動かない、、、という方は、ちょっと手を休めてみませんか。
断捨離は上手くいったのに断捨離後に衝動買いしてしまい、また部屋がいっぱいになるという、いわゆる断捨離後のリバウンドで悩んでいる方の中には、気持ちが乗らない状態で、苦しみながら断捨離をしたという方が少なくありません。
断捨離とリバウンドを繰り返していると、片付けをしてもどうせ上手くいかないと、自信を失ってしまうことにもなりかねません。
「部屋の状態は心の状態を表している」という言葉を聞いたことはありませんか?
この言葉には、部屋が散らかっている人は悩みや不安など心に問題を抱えているという意味があります。
つまり、部屋を片付けることは心に良い影響を与える、つまり片付ければ気持ちも整理されると言い換えることもできますが、心の問題が改善しなければ片付けも進まない、また散らかってしまう可能性もあるのです。
重要性は分かっているけれど断捨離を始める気にならない、という方は、まずはご自分の気持ちと向き合ってみませんか。
自分を責めるのではなく、体や心が重い原因について少し考えてみましょう。
マインドフルネスに取り組んで思考を整理したり、必要であればカウンセリングなども利用したりしながら、心の状態を整理してから、断捨離に挑戦してみましょう。
5 断捨離は慎重に!取り返しのつかない事態になる事も!
現金や通帳、カードなど財産やプライバシーに係わるものは、誰にとっても必要なものですよね。
断捨離中に、これらの貴重品をうっかり捨ててしまったという方も少なくありませんから、他人事とは思わずによく確認することが大切です。
長年使っていないバックの中、ずっと着ていないジャケットの内ポケット、読みかけで放置した本、、、このような入れたり挟んだりするスペースのあるものを捨てる時は、要注意です。
捨てたくない物まで捨ててしまう最悪な事態を避けるために、捨てる時には念には念を入れて中身を確認するようにしましょう!
6 家族や周りの手を借りる!?悩んだら助けを求めるワケ
断捨離に行き詰ったら、家族や友人の力を借りることも有効です。
友人に預かってもらうなどして一時的にものと距離を置くことで、それが自分にとってどんな意味を持つのか、はっきりしてくることもあります。
しかし、全ての判断を他人にゆだねてしまうのは、断捨離の本来のやり方ではありません。
周囲の人に協力してもらいながら、自分の基準が見つかるまで安易にものを捨てない、判断を焦らないことが断捨離が上手くいくコツです。
善意でアドバイスをしてくれる方もいるかも知れませんが、最終的に決めるのは自分であることは常に意識して取り組みましょう。
断捨離でよくある失敗は、断捨離をする前にご自分の状況や気持ちを整理し、捨てる基準をはっきりさせることで、回避することができます。
今回ご紹介した、断捨離のよくある失敗を防ぐための対処法は、普段の考え方やものの考え方への深いアプローチが必要なものが多く、今すぐ実践することは簡単ではないかも知れません。
しかし、あまり焦らず、自分のペースで断捨離に取り組んでいくうちに、ご自分なりのベストな判断基準ややり方が見えてくるものですから、まずは力まずリラックスして行うことが大切です。
物が捨てられないからといって、自分を責めたり落ち込んだりせずに、時間をかけてじっくりものやご自身と向き合ってみましょう。
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